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更新日:2023年5月2日

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『子どもの安全すくすくメール(平成29年度配信分)』

平成29年度配信分

4月~みんなで、できるところから!~

鹿児島市は、平成28年8月に市民3,500人を対象とし、「事故やけがに関するアンケート調査」を実施しました。乳幼児の事故やけがの種類では、「転倒」が54.3%と最も高く、次いで「やけど(熱湯、アイロンなど)の19.7%、「転落」の18.9%の順となっています。じゅうたんに滑り止めをつける、アイロンは子どもの手の届かない高い位置でかけるなど、子ども目線での安全対策につとめましょう。また、その事故やけがを未然に防ぐことができた可能性を質問したところ、「防ぐことができた」と回答した方が78.7%でした。セーフコミュニティは、事故やけがを予防する(未然に防ぐ)取組です。みんなで、できるところから事故やけがの予防に取り組んでいきましょう!

5月~短時間でも車内に子どもだけを置いて離れてはいけません!~

またか…。思わずそう言いたくなる事件が先日、山口県で発生しました。生後2か月の女の子の赤ちゃんが車の中におよそ5時間半にわたって放置され、熱中症で亡くなりました。その日の最高気温は25度7分だったそうです。これから暑い季節がはじまります。冷房を切り、窓を閉めた車内の気温は50度にも達します。日陰に駐車したつもりが、親が戻ると日なたになっていて死亡したケースも・・・。車内に子どもを残して買い物中、万一、自分自身が事件・事故に巻き込まれてしまったら…。短時間でも車内に子どもだけを置いて離れてはいけません。

6月~おもちゃの誤飲に注意!~

今年も六月灯の季節が近づいてきました。たくさんの出店を前に、「綿菓子食べたい!」、「あのおもちゃほしい!」、「金魚すくいもう一回!」と、子どもたちのはしゃぐ様子が目に浮かびます。そんな六月灯や夏祭りで『スーパーボールすくい』に子どもたちが挑戦する姿を見かけますが、3歳男児が自宅で直径3.5cmのスーパーボールを口の中に入れ、遊んでいたところ、誤って飲み込み窒息死するという事故が過去に起きています。皆さんも、子どもがおもちゃを口の中に入れて遊んでいるところを一度は目にしたことがあると思いますが、誤って飲み込んでしまうと重大事故につながります。年小さんぐらいにもなると、面白がって悪ふざけでおもちゃを口に入れたりしますので、そのような遊び方をしないよう、しっかり教えてあげましょう。また、乳幼児などが、おもちゃを口に入れたり、なめたらして感触を確かめるのは、よくあることです。誤飲しないように、目を離さないようにしましょう。

7月~今月はちょっと変化球で!~

今月は『子どもの安全』から離れて、ちょっと変化球で!
国立青少年教育振興機構が実施した若者へのアンケート調査によると、子どもの頃に様々な体験(友達との遊び、地域活動、家族行事など)をした人ほど結婚している割合が高くなり、「結婚したい」「子どもは欲しい」という意識が強く、また、子どもの頃に他人と関わる体験を多くした人ほど、大人になって結婚願望が高くなるそうです。調査結果の一例を見てみますと、かくれんぼやヒーローごっこなど、小学生の時までの友達と遊んだ体験が多い人は52.4%が既婚者なのに対し、少ない人では30%、さらに、「子どもは欲しい」という回答も、体験が多い人では75.9%で、少ない人では57.6%と、対照的な結果がでています。
とても興味深い調査結果だと思いますので、ママ会やお盆の親戚の集まりなどで、話題にしてみてはいかがでしょうか。

8月~子ども目線での安全対策を!~

7月30日、小学2年生の児童が、建物8階の渡り廊下から約20メートル下の地面に落下し、死亡するという痛ましい事故がありました。男児は、渡り廊下の手すり部分に登り、誤って転落したものとみられています。
例年、0歳を除く子どもの死因の上位に『不慮の事故』があります(その他の死因:悪性新生物など)が、『不慮の事故』は防ぐことができます。危険な場所、危険な行為だと大人は認識していても、子どもにとっては、全てが遊び場です。常日頃からの、子ども目線での安全対策が大切です。

9月~安全ルールを守って正しく自転車に乗ろう!~

8月12日、父親の運転する自転車で二人乗り走行中に、後部荷台に乗っていた6歳男児が後輪に左足首を巻き込み、負傷するという事故が発生しました。自転車の二人乗りは禁止されています。幼児を自転車に乗せる場合は、鹿児島県道路交通法施行細則に"16歳以上の運転者が、幼児(6歳未満の者をいう)1人を幼児用座席に乗車させる"等のルールが定められています。また、10月1日から鹿児島県の条例により、中学生以下の子に乗車用ヘルメットを着用させる義務が保護者に課せられます。安全ルールを守って、正しく自転車に乗りましょう。

10月~小児救急電話相談のご利用を!~

夜間、子どもの急な発熱等で急病センターに行くかどうか迷った経験がある保護者の方も多いのではないでしょうか。そんな時は、小児救急電話相談をご利用ください。夜間の子どもの急な病気に関し、看護師などから、応急処置や医療機関の受診の必要性などの助言を得られます。
【県小児救急電話相談】

  • 対象者:おおむね15歳未満のこども
  • 電話番号:♯8000(ダイヤル式、光・IP電話からは254-1186)
  • 相談時間:平日・土曜日は午後7時から翌朝8時、日曜日・祝日等は午前8時~翌朝8時

11月~家庭用電動シュレッダーでの事故が発生!~

10月31日、家庭用電動シュレッダーに、1歳男児が手の指を挟んで負傷する事故が発生しました。今回の事案では幸い軽傷でしたが、国民生活センターによると「2歳8か月の女児が、シュレッダーに手の指を挟んで9本切断した」等の重篤な事例が数件報告されています。シュレッダー等を置いている家庭では、小さい子どもが近づかないようにするとともに、絶対に使わせないようにしましょう。また、使い終わったら主電源を切るだけでなくコンセントからプラグを抜いたり、子どもが近づけない場所に保管するなど、保護者は十分に注意しましょう。

12月~寒い時期には「やけど」の事故に注意!~

寒い冬…。布団からなかなか出てこない子どもたちに、朝から手こずる毎日を送っているのではないでしょうか。寒い時期に注意が必要なのが「やけど」の事故。ストーブやファンヒーターはもちろんのこと、ホットカーペットでは低温やけどの恐れがあります。平成28年度の救急搬送データによると、「火・熱湯等の熱源」による事故の約半数が0~6歳児で、他の事故種別と比較して、子どもの割合がとても高くなっています。暖房器具にガードをとりつける、ホットカーペットで乳児を寝かせない、熱い汁物等は机の端に置かないなど、やけど防止対策をしっかり実践しましょう。

1月~ファミリー・サポート・センター(以下、「ファミサポ」)って?~

急な用事などで子どもを預かってくれる人がいたら…と思ったことがある方は多いはずです。そんな時に役立つのがファミサポ。市が実施したアンケート調査では、ファミサポを知っていた方は6割、そのうち利用したことがある方は1割で、利用した方のうち、ある程度満足された方は9割という調査結果が出ました。会員登録するための講習を受ける必要があり、ちょっと面倒かな?と思ってしまうのかもしれませんが、最初の手続きが済めば、特に面倒なことはなく、子育ての手助けになりますし、子育てによるストレスの軽減にもつながります。ぜひ、問い合わせてみてはいかがでしょうか。詳しくは、鹿児島市ファミリー・サポート・センター(099-226-7855)へ。

2月~子どもの窒息事故に注意!~

鹿児島市において、3歳男児がおもちゃのブロックを鼻の穴に入れて取れなくなるという事故が発生しています。幸い、大事に至りませんでしたが、もし気管に吸い込んだりすると激しい呼吸困難を引き起こし、緊急に取り除く手術が必要になることもあります。このような事故の多くは、日頃からの注意で未然に防ぐことができますので、ご家族全員で事故予防に取り組みましょう。また、子どもの窒息時に落ち着いて対応できるように、応急手当講習等には、積極的に参加しましょう。

3月~窓やベランダからの子どもの転落事故にご注意ください!~

消費者庁のデータ分析によると、転落事故は特に1~3歳の子どもに多く、窓を開けたり、ベランダに出る機会が増えたりする春から夏に多くみられます。高所からの転落は生命に危険を及ぼし、十分な注意が必要です。

  • 子どもの行動や居場所を把握する。
  • 窓やベランダの出入口は必ず施錠する。
  • 窓やベランダの近くに足がかりとなる家具や物を置かない。
  • ベランダを遊び場にしない。
  • 網戸やサッシに劣化がないか点検する。

など、日ごろから転落事故の未然防止に努めましょう。

よくある質問

お問い合わせ

こども未来局 こども政策課 

〒892-8677 鹿児島市山下町11-1 

電話番号:099-216-1514

ファクス:099-803-7628

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