緊急情報

現在、情報はありません。

閉じる

更新日:2023年5月2日

ここから本文です。

『子どもの安全すくすくメール(令和元年度配信分)』

令和元年度配信分

4月~お風呂をためる時は気をつけて~

幼児は水が大好きです。水が溜まっていると手を入れて遊んでしまいます。ここで注意なのですが、日本で子供が溺死するのが最も多いのは、海川ではなく自宅のお風呂です。子どもは身長の約3分の2の所に重心がありますので、覗き込むと頭から風呂に落ちてしまいます。そのため、子供が小さいうちは風呂にため湯をしない、風呂に水をため湯をする際には子ども達が立ち入らないように風呂の戸に鍵をかけてもらうと、日本特有の自宅の風呂で子どもが亡くなる事故が防げると思います。

5月~ベランダからの転落を防ぐために~

最近、ベランダや窓からの転落事故が増えています。ベランダで子どもだけで遊ばせないのが一番ですが、転落しやすい状況を無くすことも重要です。3歳位になると70cm位の高さは乗り越えられますので、柵が高くても、踏み台があると外を覗き込めてしまいます。子どもは頭が大きく重心が高い位置にあるので覗き込むと転落します。ベランダにはエアコンの室外機が良く置いてあります。これを踏み台にすることも多いですので、室外機を柵から6cm以上離す、若しくは登れないようにすると予防につながります。

6月~子どもの熱中症に注意しましょう~

間もなく夏本番です。子どもは、体温調節機能が十分発達していないため、熱中症にかかりやすく、屋外・屋内に関わらず注意が必要です。また、子どもは大人に比べて身長が低いため、大人よりも地面からの照り返しの影響を強く受けます。外出の際は、子どもの体調の変化に十分注意し、こまめな水分、塩分補給を心掛けましょう。
来月7月は「熱中症予防強化月間」です。日頃から栄養バランスのとれた食事や運動、遊びを通して、暑さに負けない体づくりをしましょう。

7月~ペダルなし二輪遊具による子どもの事故に注意しましょう~

先日、消費者庁から、ペダルなし二輪遊具による事故防止についての注意喚起が発表されました。幼児の乗り物型遊具「ペダルなし二輪遊具」は、自転車に乗る前の幼児がバランス感覚を養える遊具として人気です。ただし、ペダルがなく、ブレーキもないものがほとんどのため、転倒等による事故が増加傾向にあります。
事故を防ぐために気を付けることとしては、「道路で使用しない」、「坂道など危険な場所では使用しない」、「ヘルメットを着用する」、「子どもだけで遊ばない」などがあります。また、部品の緩みなどがないか、使用する前の安全点検も大切です。
7月22日~28日は、子どもの事故防止週間となっています。お出かけや、外で遊ぶ際には安全対策を行いましょう。

8月~車内に子どもだけを残さないで~

暦の上では秋となりましたが、まだまだ暑い日が続いています。毎年、夏になると駐車中の車内に取り残された子どもが熱中症にかかるケースが発生し、中には死亡に至る事故も起きています。運転中の車内はエアコンが効いているため、夏季であっても熱中症にかかる心配は少ないですが、駐車後にエアコンを切った状態になると、車内の温度は急上昇し、車内温度が50℃を超えることがあります。また、夏だけではなく、春や秋においても窓を閉めきった車内の温度は上昇するので、熱中症の危険はあります。車内に子どもが閉じ込められることがないよう、ほんの少しの時間であっても車内に子どもを残したまま車から離れないようにしましょう。

9月~タトゥーシールやフェイスペイントによる肌トラブルに注意~

朝晩が涼しくなってきており、秋らしくなってきました。秋は様々なイベントがあり、来月にはハローウィーンが控えています。また、今年はラグビーワールドカップが日本で開催されており、例年より楽しみが増えた方も多いのではないでしょうか。
これらのイベントをより楽しむアイテムとして、タトゥーシールや、フェイスペイントが話題となっております。しかし、肌に合わずかゆくなった、剥がしたときに肌に傷が付きシミが残ったなどの事例も多くあります。特に、子どもの皮膚は大人に比べて表皮が薄く、皮膚障害が発生する可能性がありますので、使用する際は対象年齢や使用上の注意の確認、事前の使用テストを行うなどの注意が必要です。
現在、ラグビーワールドカップが開催されており、日本代表のほか、鹿児島市でキャンプを行った南アフリカ代表の試合もあります。肌トラブルに気をつけながら、応援を楽しみましょう。

10月~大人用ベッドからの転落事故、就寝時の窒息事故に注意~

ラグビー日本代表は惜しくも南アフリカに敗れてしまいましたが、最後まであきらめない姿はとても感動的でしたね。さて、今月は、大人用ベッドからの転落事故、就寝時の窒息事故についてのお話です。これらは、0~1歳頃までに起こりやすい事故とされており、数十センチメートル以上の高さの大人用ベッドから転落すると、頭蓋骨骨折や頭蓋内損傷を受傷することがあります。また、転落をきっかけに大人用ベッドと壁や物との間に頭が挟まれて窒息するケースもあり、場合によっては命を落とす可能性があります。転落事故防止のため、満2歳児になるまでは、できるだけベビーベッドに寝かせましょう。また、敷布団やマットレス等の寝具は硬めのものを使用することや、特に1歳になるまでは、あお向けに寝かせるなど、顔が柔らかい寝具に埋もれることがないよう気を付けましょう。

11月~今月は乳幼児突然死症候群(SIDS)対策強化月間です~

乳幼児突然死症候群(SIDS)とは、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児に突然の死をもたらす疾患で、乳児の死亡原因の上位を占めており、平成30年には全国で60名の乳幼児が亡くなっています。これまでの研究で、SIDSの発症の危険性を低くするために「1歳になるまでは、寝かせる時はあおむけに寝かせる」、「できるだけ母乳で育てる」、「保護者等のたばこをやめる」ことが有効であるというデータがあります。
SIDSは12月以降の冬期に発症する傾向にあるので、周囲の方々との情報共有をしながら、発症の予防に努めましょう。

12月~年末年始を安全に過ごしましょう~

年末年始には、餅による窒息事故、大掃除中の転落・誤飲等の事故、暖房器具等での子どものやけどなど、この時期特有の事故が発生することがあります。

  1. 餅など、喉に詰まりやすい食品は食べやすい大きさにしてから与え、よく噛んで食べさせる。
  2. 大掃除中はバランスの悪い場所等の掃除は特に注意し、洗剤など誤飲すると危険なものは、子どもの手の届くところに置かない。
  3. ストーブ等の危険性をよく認識させ、子どもが近づいたり、触ったりしたいよう注意する。

これらの点に気を付けながら事故防止を心掛け、年末年始を安全に過ごしましょう。

1月~ノロウイルスの感染予防には正しい手洗いを!~

ノロウイルスによる感染症や食中毒は、冬季に多く発生する傾向があります。
感染経路は大きく分けて人(感染者のおう吐物等)と、食品(十分加熱調理しないカキ等の二枚貝等)の2つありますので、以下の点に注意して予防に努めましょう。

  1. 外出先からの帰宅後や、トイレの使用後、調理前、食事前に手洗いを徹底する
  2. 加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱する

また、家庭内に感染者がいる場合は、感染拡大を防ぐためトイレの清掃、おう吐物の処理、感染した乳幼児のおむつ等の取扱に十分注意し、二次感染の予防に努めましょう。
手洗いはノロウイルス等多くの感染症予防にも有効な手段です。子どもにも手洗いの習慣がつくように、家族全員で手洗いを行いましょう。

2月~手洗い、咳エチケットを徹底しましょう!~

新型コロナウイルス感染症が最近話題となっています。コロナウイルスを含め、感染症対策の基本となるのは、「手洗い」や「咳エチケット」ですので、以下のことについて今一度気を付けましょう!

  • 外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗う
  • くしゃみや咳をする際には、マスクやティッシュなどで鼻と口をおさえる

また、マスクは必要な分だけ購入するよう心掛け、風邪や感染症の疑いの人にマスクが行き渡るようにしましょう。
なお、新型コロナウイルス感染症の情報は、厚生労働省のホームページ(外部サイトへリンク)
からご確認いただけます。

3月配信分~食品による子どもの窒息事故にご注意ください!~

消費者庁の調査によると、子どもの窒息死事故を引き起こす大きな原因の一つが食品によるものであることが確認されています。
食品による窒息事故を防止するためには、

  1. 食品を小さく切り、食べやすい大きさにして、よく噛んで食べさせる
  2. 遊びながら、歩きながら、寝転んだまま食品を食べさせない

など、子どもへの食品の与え方や、食事中に注意を払うことが必要です。
ピクニック時など、子どもが動き回れる状況では特に注意し、安全に楽しく過ごしましょう。

よくある質問

お問い合わせ

こども未来局 こども政策課 

〒892-8677 鹿児島市山下町11-1 

電話番号:099-216-1514

ファクス:099-803-7628

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?