ホーム > 暮らし > 防災・消防・安心安全 > 防災・危機管理 > 3.「自助」に役立つ情報~個人や家庭で備える~ > 家の“中”の安全対策
更新日:2020年3月9日
ここから本文です。
地震の予測は困難ですが、日ごろから家の中の安全対策を行うことによって、被害を軽減することができます。建物は無事でも、家具の転倒により、負傷したり、逃げ遅れたりする場合がありますので、家具の転倒防止や安全な逃げ道の確保をしておきましょう。
1.家の中に逃げ場としての安全な空間をつくる
部屋が幾つもある場合は、人の出入りが少ない部屋に家具をまとめて置く。
無理な場合は、少しでも安全なスペースができるよう配置換えする。
2.寝室、子どもやお年寄りのいる部屋には家具を置かない
就寝中に地震に襲われると危険。子供やお年寄り、病人などは逃げ遅れる可能性がある。
3.家具は倒れにくいように置く
家具と壁や柱の間に遊びがあると倒れやすい。家具の下に小さな板などを差し込んで、壁や柱に寄りかかるように固定する。
畳の上に置く場合は、家具の下に板を敷く。
4.安全に避難できるように、出入口や通路には物を置かない
玄関などの出入口までの通路に、家具など倒れやすい物を置かない。
また、玄関にいろいろ物を置くと、いざというときに、出入口をふさいでしまうことも。
L字金具や支え棒などで固定する。
二段重ねの場合はつなぎ目を金具でしっかり連結しておく。
扉と扉の間に針金などを巻いて、金具で壁に固定する。
L字金具などで固定し、棚板には滑りにくい材質のシートやふきんなどを敷く。
重い食器は下に、軽い食器は上のほうに置く。扉が開かないように止め金具をつける。
できるだけ低い位置に固定して置く。
チェーンと金具を使って数箇所止める。
蛍光灯は蛍光管の両端を耐熱テープで止めておく。
本体にナイロンロープなどを巻きつけ、取りつけた金具などで固定する。
脚にはすべり止めをつける。
キャスター付き家具のロックなども忘れないようにしましょう。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください