更新日:2023年11月6日
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本市では糖尿病などの生活習慣病の重症化に伴う人工透析患者の割合が高く、過半数が糖尿病治療中です。
11月14日は国連指定の「世界糖尿病デー」で、日本では日本糖尿病協会、日本糖尿病学会が11月14日を含む1週間を「全国糖尿病週間」に定め、普及啓発に取り組んでいます。
糖尿病の方の3人に1人が発症に気づいていないといわれています。まずは特定健診・長寿健診等を受診し、自身の血糖値を調べてみませんか。
血液中の血糖値を下げる「インスリン」というホルモンの出が悪くなったり、うまく作用しなくなることで起こる血糖値が慢性的に高い状態のことで、遺伝因子(糖尿病になりやすい体質)に環境因子(肥満・過食・運動不足など)及び加齢が加わり発症します。
のどの渇き、多飲多尿、体重減少、疲れやすさ等がありますが、他の病気でも見られるため糖尿病と診断されるまで自覚症状がない場合もあります。
長期間にわたって高血糖(血液中を流れる糖が多い)状態が続くと、合併症にも注意が必要です。
し:神経障害(手足のしびれ感や痛み)
め:眼、網膜症(視力低下)
じ:腎症(腎臓の機能が低下し、重症化すると人工透析が必要になる場合も)
え:壊疽(えそ)(傷の治りが悪く足が腐ってくるなど)
の:脳血管疾患(脳出血よりも脳梗塞が多い)
き:虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)
定期的な体重測定で肥満を予防しましょう
食べすぎに注意し、腹八分を心がけましょう
バランスの取れた栄養(主食・主菜・副菜をそろえる)を取りましょう
無理のない適度な運動(徒歩10分で1,000歩が目安)をしましょう
年に1回は健康診査を受診しましょう。
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