更新日:2025年7月7日
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鹿児島市では、4つの健康課題に取り組んでいます。
鹿児島市の高齢者の健診・医療・介護の状況は以下の通りです。
長寿健診の状況
国、県、同規模中核市・特別区と比較して、本市の長寿健診受診率は低い状況となっています。
長寿健診を受診している人の方が医療費は抑えられる傾向にありますので、ぜひ受診をおすすめします。
医療費の状況
1人当たりの年間医療費は、令和5年度、同規模中核市・特別区に比べ入院医療費の差が特に大きいです。
後期高齢者の人工透析の状況
人工透析患者数が年々増加しています。
国、県、同規模中核市・特別区より透析患者の割合が高くなっています。
人工透析患者の約55%が糖尿病、約90%が高血圧治療中です。
生活習慣病悪化に伴う人工透析患者が多いです。
介護が必要になった原因
脳卒中、転倒骨折、認知症が介護が必要になる主な原因になっています。脳卒中発症の危険因子は、生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)です。
生活習慣病、転倒骨折、認知症の予防は、介護予防にもつながっています。
長寿健診受診率と1人当たりの年間医療費(R5年度)(PDF:1,067KB)
フレイルとは高齢期に起こる筋肉の衰えや認知機能の低下など心身の活動が低下した状態のことです。下のチェック項目で”フレイル”の状態でないか、確認してみましょう。
3個以上該当・・・フレイルの可能性
1~2個該当・・・フレイル予備軍の可能性
【1】半年で(意図せず)2kg以上の体重が減った
【2】歩くのが遅くなった
【3】筋力が低下した(特に握力)
【4】疲れやすくなった
【5】外出など、体を動かす機会が減った
会話の減少は要介護リスクや認知機能低下につながりかねません。
仕事やボランティアなど社会的役割を担って人との交流を続けることは、身体的なフレイル予防にもつながります。
積極的に会話や運動の機会を増やすことに加えバランスの良い食事と口腔ケアも心がけてフレイルの予防・改善に取り組みましょう。
年1回の健診と4本柱の実践でフレイル予防(PDF:612KB)
聞こえにくさの原因はさまざまですが、「聞こえ」の問題が、認知症、うつ病、フレイルの発生等に関係しているといった報告もあります。
特定健康診査・長寿健康診査、成人健康相談、よかよか元気クラブ、お達者クラブ、各種健康教室などがあります。詳しくは、こちらからご確認ください。
鹿児島市の主な健康づくり・介護予防事業(PDF:328KB)
フレイル予防も含め、高齢者の保健・医療・介護・福祉などの総合的な相談窓口である長寿あんしん相談センター(地域包括支援センター)を市内20か所に設置しています。
長寿あんしん相談センターをご利用ください。(PDF:241KB)
お住いの管轄の長寿あんしん相談センターの場所はこちらからご確認ください。
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