• ホーム
  • 暮らし
  • 健康・福祉
  • 子育て・教育
  • 文化・スポーツ
  • 環境・まちづくり
  • 産業・しごと
  • 市政情報

ホーム > 産業・しごと > 中央卸売市場 > 「買いごろ・食べごろ」~旬のおすすめ野菜・果物

ここから本文です。

更新日:2022年1月13日

「買いごろ・食べごろ」~旬のおすすめ野菜・果物

ポンカン、香り高い果汁人気

ポンカンはインド原産で、1896(明治29)年に台湾から鹿児島にもたらされたといわれます。

皮がむきやすく甘味がたっぷり。香り高い果汁に根強い人気があり、のどの乾きを潤してくれます。

ビタミンCとシネフィリンを含んでおり、どちらも風邪予防に効果があると言われています。クエン酸も含まれ、疲労回復や血液をきれいにする効果が期待できます。

皮にみずみずしさがあり、果汁を多く含んだ重いものを選びましょう。皮と果肉の間に隙間ができてフカフカしすぎているものは水分が少なく食味が悪いことがあるので、避けたほうがよいでしょう。

皮が薄めなので、それほど日持ちが良いほうではありません。涼しくて通気性のある場所で保存することをお勧めします。甘くて香りがよいので、ジャムやゼリーなどに使用してもよいでしょう。

(令和4年1月12日南日本新聞に掲載)

旬の青果情報をお届け

青果市場は5日の初競りで新年が始まります。

この時季、市場には水菜、ホウレンソウといった軟弱野菜のほか、大根や白菜、果実ではイチゴやミカン、ポンカンが入荷します。

栽培や輸送、貯蔵の技術が進み、いつでも新鮮な青果が手に入りますが、自然の恵みを受けて育つ野菜や果物には「旬」があります。おいしいだけでなく、ビタミンやミネラルなどの栄養価が高く、健康面でもサポートしてくれます。たくさん収穫されるので安く手に入ります。

青果市場には1年を通じて様々な青果物が入荷します。この欄では昨年、野菜32品目、果実19品目を紹介しました。

今年も市場から新鮮な青果物を消費者にお届けします。また、新型コロナウイルスの収束を願いながら、おいしい青果物の選び方や栄養素、レシピ、保存方法といった情報をお伝えします。
(令和4年1月5日南日本新聞に掲載)

栄養豊富、縁起もいいレンコン

レンコンレンコンは輪切りにした時に丸い空洞が並んでいて、向こう側がよく見えることから「先の見通しが良い」と、縁起のいい食材としておせち料理などによく使われます。年間を通して出荷されますが、比較的多く出回るのは需要の多い12月です。

ビタミンCが非常に豊富で、疲労回復やかぜ予防などの効果が期待できます。抗酸化作用があり、血圧を下げる働きがあるといわれているポリフェノールの一種である「タンニン」も含まれています。

ふっくらとして太く、持った時にずっしりと重みを感じるものを選びましょう。カットされているものは、穴の中が黒ずんでいるものは避けてください。今年も残すところあとわずかとなりました。来年、見通しの良い1年になることを願いながら、レンコン料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。
(令和3年12月29日南日本新聞に掲載)

イチゴ食べて風邪予防

イチゴイチゴは世界各国で食べられていますが、生食での消費量は日本が世界一だと言われます。多くの人に果実だと思われている部分は、花床(かしょう)と言う花の一部が発達したもの。表面にあるゴマのような粒々が果実です。

風邪予防や疲労回復、肌荒れなどに効果のあるビタミンCに加え、眼精疲労回復やがん予防に効果のあるアントシアニンを多く含みます。

表面がつやつやし、産毛のようなものが残っていて、ヘタの近くまでむらなく色が付いたものを選びましょう。ヘタが鮮やかな緑色で、ピンと先が立ったものもお薦めです。

生で食べる場合は、時間がたつとともに甘みと香りが落ちるので、なるべく早く食べましょう。冷蔵庫に保存する場合はパックごとポリ袋などに入れると良いです。ジャムなどに加工する場合は冷凍で保存できます。

(令和3年12月22日南日本新聞に掲載)

冬に甘み増すブロッコリー

ブロッコリー1ブロッコリーはアブラナ科で、主に花芽を食べる緑黄色野菜です。地中海沿岸が原産とされ、古くはローマ時代から日常的に食べられていたそうです。日本には、明治時代にカリフラワーとともに入ってきました。

国内産地の収穫期の分散化や輸入などにより、一年を通して流通していますが、寒くなるにつれて甘みが増すので、おいしくなるのは冬の時期です。

ベータカロテン、ビタミンCなどを豊富に含みます。抗酸化作用や解毒作用があり、生活習慣病の予防、改善に効果が期待できます。

全体的に緑色が濃く、中央がこんもりと盛りあがり、つぼみが固く締まっていて、切り口がみずみずしいものを選ぶのがお勧めです。時間がたつと、つぼみ部分が開こうとして、栄養素が消費されてしまいますので、購入後は早めに食べきるようにしましょう。

(令和3年12月15日南日本新聞に掲載)

京都の伝統野菜ミズナ

水菜ミズナは古くから京都を中心に関西で栽培されてきたため、京菜とも呼ばれています。京都に冬の到来を告げる野菜として鍋や漬物に使われてきましたが、最近ではすっかり全国の食卓に定着し、関西以外でもたくさん作られるようになりました。

ベータカロテンが豊富で抗発がん作用や免疫の活性作用があります。カリウムやカルシウムも多く、骨の健康維持に効果があります。マグネシウムや鉄、リンなどのミネラルも豊富です。

緑色が鮮やかで色が濃いものを選びましょう。古くなると色があせてきます。保存するときは、ぬれた新聞紙などにくるんで袋に入れ、冷蔵庫に立てておきます。

鍋の具材に入れたり、サラダにしてもおいしいですが、油揚げと一緒に煮たり、野菜炒めに加えても彩りが鮮やかでおいしく食べられます。

(令和3年12月8日南日本新聞に掲載)

甘くジューシーな大将季

大将季(2019初セリ)「大将季」はかんきつ類の不知火(しらぬい)の仲間で、県のオリジナル品種です。かごしまブランドに認定され、贈答用としても人気があります。

不知火の中で、糖度や酸度の基準を満たしたものが登録商標の「デコポン」として流通していますが、大将季はデコポンと同等の基準を満たし、さらに濃い紅色の皮や果肉が特徴です。

ビタミンCが豊富で風邪予防に。カロテンも豊富に含み、ベータクリプトキサンチンはがん予防に効果が期待できます。果肉の袋には整腸作用のあるペクチンが多く含まれています。

皮はデコボコしていてむきにくそうですが、見た目と違いミカンのように手でむいて、中の袋ごと食べられます。甘みが強く、ジューシーな食感が楽しめます。果皮が濃い紅色で、持った時にずっしりと重みを感じるものがお薦めです。

(令和3年12月1日南日本新聞に掲載)

旬のシュンギクはサラダで

春菊特有の香りと風味を持ち、春に菊に似た花が咲くことから名前が付いたシュンギク(春菊)。通年で手に入りますが、茎や葉が柔らかい旬は11月から2月にかけての冬です。

豊富に含まれるベータカロテンの抗酸化作用により免疫力アップやがん予防が期待できるほか、体内ではベータカロテンがビタミンAに変換され、皮膚や粘膜、目の健康維持にも効果的です。特有の香りはリモネンなどの成分によるもので、自律神経に作用し、リラックス、食欲増進の効果をもたらします。

葉先まで色が濃く鮮やかで、香りが強くみずみずしいものを選びましょう。茎はやや細い方が柔らかくておいしいです。

あくが少なく、定番の鍋やおひたし、ごまあえなどに下ゆでせずに使えます。柔らかい葉をサラダにすると、香りもよく、かむごとに豊かな風味が広がります。独特の苦味も生だと強くありません。

(令和3年11月24日南日本新聞に掲載)

カリフラワーはビタミンC豊富

カリフラワーカリフラワーはブロッコリーと同じ花(か)蕾(らい)を食べるもので、キャベツや白菜、菜の花などと同じ淡色野菜になります。ハナヤサイとも、キャベツをカンランと呼ぶのに対し「花カンラン」とも呼ばれています。戦後、洋食文化が広まった昭和30年代後半から親しまれるようになりました。
白いものが一般的ですが、最近は紫色、オレンジ色などカラフルな品種が増えてます。ロマネスコは緑色でサンゴのような形です。
ビタミンCはイチゴやみかんより豊富です。甘味成分は茎に多く含まれますが、水に溶けやすいため電子レンジや蒸し器を利用した調理方法がお薦めです。ゆでてマヨネーズで食べるのが一般的ですが、細かく刻んでスープにしても美味しいです。
花蕾が固く締まり、こんもりと盛り上がっていてずっしりと重いものを選びましょう。また花蕾は成長するので早めに食べ切りましょう。
(令和3年11月17日南日本新聞に掲載)

あっさりした味わいの白菜

ハクサイ白菜は英語で「チャイニーズ・キャベツ」とも言われるように中国が原産で、日本では明治時代から本格的に栽培されるようになりました。

全体の95%が水分で、カリウムが豊富なため、高血圧の予防やむくみを防止する効果が期待できます。免疫力を高めて風邪を予防するビタミンCや、整腸作用があって肌の調子を整える食物繊維も多く含みます。

巻きがしっかりしていて、ずっしりと重みがあるもの、外側の葉がいきいきとして、色が濃いものを選びましょう。カットされたものは、切り口がみずみずしく、断面が盛り上がっていないものの方が新鮮です。新聞紙に包んで立てた状態で冷蔵庫の野菜室に、カットしたものはラップをかけて保存しましょう。

あっさりした味わいなので、定番の鍋物や漬物はもちろん、炒めもの、煮物、サラダなど様々な調理法で楽しんでください。

(令和3年11月10日南日本新聞に掲載)

「長島町発祥の温州ミカン」

温州ミカン温州ミカンは、長島町が発祥の地とされ、欧米では、「Satsuma」とも呼ばれています。「いい(11)みか(3日)ん」の語呂合わせで、11月3日と12月3日は「みかんの日」とされています。

「ビタミンC」が豊富で、肌荒れや風邪予防に効果があると言われています。果肉の袋には便秘改善作用がある「ペクチン」、袋や白い筋には高血圧や動脈硬化を予防する効果が期待できる「へスペジリン」が含まれています。ミカンの色素である「ベータクリプトキサンチン」には、「ビタミンA」と同様の働きがあり、がんを防ぐ可能性が期待されています。

表面につやと張りがあって滑らかさがあるもの、手に持って重量感のあるものを選びましょう。

風通しがよい冷暗所に置くほか、ポリ袋などに入れて冷蔵庫で保存してください。

(令和3年11月3日南日本新聞に掲載)

高菜の辛味に食欲増進効果

高菜は中央アジア原産のアブラナ科の葉野菜で、カラシナの一種です。日本へは平安時代に中国から九州に伝わり、その後各地へ広がったと言われています。「高菜漬け」は、「野沢菜漬け」「広島菜漬け」とともに日本三大菜漬けとして有名です。

食べると感じるピリッとした辛みは、マスタードなどにも含まれるイソチオシアン酸アリルという成分。食欲を増進させる効果があります。また、ベータカロテンを多く含み、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病を防ぐ働きもあります。

漬け物にする場合は、葉に厚みがあり艶があるものを、それ以外の料理に使う場合は葉が柔らかくて新鮮なものを選びましょう。塩漬けしたものを冷凍庫で保管しておけば、塩抜き後に煮物や炒め物などで小分けに使えて便利です。

(令和3年10月27日南日本新聞に掲載)

加熱してもおいしいレタス

レタスは一年を通してスーパーなどに並んでいます。日本各地で栽培されていますが、これからの時季は鹿児島県産が出回り始めます。和名は「チシャ(乳草)」で、茎を切ると乳に似た白い液が出ることに由来します。

レタスには、ビタミン、カリウム、ベータカロテン、食物繊維などがバランスよく含まれています。成分の95%が水分なので、低カロリーでダイエットに適しています。

ちぎってサラダにするのがお手軽で定番。中華スープやチャーハンの具材として、食感が残る程度にサッと火を通してもおいしいです。加熱するとかさが減るので、子どもでもたくさん食べられます。

傷みやすいので、早めに使い切りましょう。保存する場合は、ぬらしたキッチンペーパーで包んで袋に入れて、野菜室で冷蔵すれば長持ちします。

(令和3年10月20日南日本新聞に掲載)

葉まで栄養豊富な柿

柿柿は古くから全国で栽培され親しまれており、甘柿と渋柿に大きく分けられます。甘柿の種類はとても少なく、20種類足らずです。代表は富有柿で、甘柿生産量の約80%を占めています。
甘柿と渋柿の違いは、渋みの原因であるタンニンの状態です。甘柿では実の中に見られる黒い斑点がタンニンの固まったものと言われており、水には溶けません。渋柿では水に溶けるので、渋抜きをして市場に出します。
ベータカロテン、ビタミンA・C、ペクチンなどを多く含み、健康食品として非常に優れています。「柿が赤くなれば、医者が青くなる」と言われるほど栄養価が高いです。
ミキサーにかけピューレ状にし、ムースやシャーベットにするとおいしです。ビタミンCが豊富な葉を使った柿の葉ずしや柿の葉茶もお薦めです。
(令和3年10月13日南日本新聞に掲載)

旬のリンゴ食べ比べて

りんごリンゴは秋から冬が旬で「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」と言われるほど栄養価が高いです。

ポリフェノールの一種「カテキン」には抗酸化作用があり、高血圧やがん予防、老化抑制に効果があるとされます。同じくポリフェノールの一種である「ケルセチン」も、動脈硬化やがん予防に期待できます。疲労回復や肩凝り、腰痛の防止にも効果的なリンゴ酸といった有機酸のほか、多くの栄養素を含みます。

果皮に張りとツヤがあり、ずっしりと重いものがお薦めです。軸がしっかりしていて色づきが良いものを選びましょう。品種によって香りや甘み、酸味、食感の違いが楽しめます。

赤はふじやジョナゴールド、シナノスイート、青や黄色は王林やシナノゴールド、黄王などがあります。食べ比べてお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。

(令和3年10月6日南日本新聞に掲載)

辛味穏やかな新ショウガ

ショウガショウガは熱帯アジア原産で、現在は世界中で香辛野菜として広く用いられています。この時季に店先に並ぶのは、収穫後すぐに出荷される根ショウガで、「新ショウガ」と呼ばれます。貯蔵された後に出荷される根ショウガに比べると、柔らかく辛みも穏やかでみずみずしいです。

独特の辛み成分は、ジンゲロールやショウガオールによるもので、食材の生臭みを消す作用や殺菌作用があります。血行を良くし、体を温め新陳代謝を高める作用もあり、風邪予防や冷え症対策にお薦めです。特に、しょうが湯や豚汁など加熱する料理に使うことにより、効果が大きくなるとされます。

新ショウガは、全体がみずみずしく張りがあるものを選びましょう。一度に使いきれない場合は、薄切りや千切り、みじん切りにしたものを小分けにしてラップに包み、冷凍しておくと使いやすくて便利です。

(令和3年9月29日南日本新聞に掲載)

古くから親しまれてきたカブ

カブはアブラナの一種で、古くから親しまれてきた野菜です。春の七草の一つで「すずな」とも呼ばれます。通年で出荷され、10月ごろから1月ごろまで多く出回ります。
小かぶ、赤かぶが一般的。大きめの「聖護院(しょうごいん)かぶ」はブランド京野菜で、「千枚漬け」が有名です。脳卒中を予防するとされるカリウムや、筋肉の収縮、神経を安定化するとされるカルシウムを多く含みます。また、アミラーゼも含み、胃もたれや胸やけの解消、整腸効果が期待出来ます。
葉がいきいきとした緑でしゃきっとし、ずっしりと重みを感じるものがおいしいです。葉はカブ自体よりも早く鮮度が落ちるので、早めに食べることをお薦めします。
漬物で食べるのがポピュラーですが、煮物、スープ、ポタージュでもおいしいです。煮物にする場合は、肉質が柔らかいので煮崩れを起こさないよう注意しましょう。

ホクホク食感のサトイモ

サトイモサトイモは、親いもを囲むように子いも、孫いもが育つため、豊作や子孫繁栄の象徴とされてきました。品種によって食べる部分が異なり、「石川早生(わせ)」に代表される子いも用、「たけのこいも」に代表される親いも用、「セレベス」に代表される親・子兼用の三つに大別されます。

イモ類の中ではカロリーが低く、カリウムが豊富で食物繊維も比較的多いです。特長であるぬめりは、マンナンとガラクタンという水溶性食物繊維によるもの。マンナンには便秘解消や糖尿病予防効果があり、ガラクタンは血糖値やコレステロール値の上昇を抑えてくれます。

お尻がかたく締まり、しま模様が等間隔でふっくら張りのあるものを選びましょう。泥付きの方が保存に向きます。

最近は年中出回っていますが、旬は秋から冬。ホクホクした食感のサトイモをぜひご賞味ください。

(令和3年9月15日南日本新聞に掲載)

秋を代表する栄養豊富な栗

栗栗は秋を代表する果物としておなじみです。栗ごはん、栗きんとん、甘露煮、マロングラッセなどさまざまなメニューで親しまれています。

普段食べている部分は種で、外側のトゲのある部分が皮に当たります。その中にある一般的に栗の皮だと思われている鬼皮が果肉に当たる部分になります。

栄養価は高く、イモ類よりも多くのエネルギーが取れる優れた食材です。渋皮には抗酸化作用のあるポリフェノールの一種、タンニンも多く含まれています。ずっしりと重く全体につやがあり、丸く鬼皮が滑らかで張りのあるものを選びましょう。

傷みやすいので、なるべく購入したその日のうちに食べるのがお薦め。冷凍する場合、水から鍋に入れて沸騰直前に引き上げ、鬼皮と渋皮をむきます。水気を切って袋に入れ、砂糖を全体にまぶして冷凍すると、鮮やかな黄色のまま保存できます。

(令和3年9月8日南日本新聞に掲載)

サツマイモ貯蔵で甘く

サツマイモの生産量は、鹿児島県が全国1位を誇っています。サツマイモ旬は秋のイメージが定着していますが、秋だけでなく冬にかけてもおいしく食べられます。

収穫後に2、3ヶ月貯蔵すると水分が抜け、甘くおいしいサツマイモに変化します。そのため、8~11月に収穫した場合の食べごろは、10~1月ごろです。

皮の色が全体的に鮮やかで、表面に張りと艶があるものを選びましょう。真ん中が太く、持ったときにずっしりとした重みを感じるものがお薦めです。

水分に弱く、水が付着した部分から傷んでしまうため、土つきの場合は洗わずに土をはらってください。乾燥させてから新聞紙に包んで保存しましょう。すでに洗ってある場合は通気の良い、涼しいところで乾燥させて早めに食べてください。

(令和3年9月1日南日本新聞に掲載)

色と種類が豊富なブドウ

ブドウブドウは、種類が豊富で、果皮の色で三つに大別されます。赤はデラウェアや安芸クイーン、黒は巨峰やピオーネ、緑(白)はシャインマスカットなどが有名です。

乾燥した土地でも栽培でき、ワインの原料としても使われます。数千年前から栽培されていたことが古代エジプトの壁画でも確認できます。鎌倉時代に建立された、山梨県のお寺には、ブドウを手にした仏像がまつられているそうです。

実の表面に付いている白い粉はブルームと呼ばれます。水分の蒸発を防ぐために出している天然の成分で、農薬ではありません。農家は収穫の時に、ブルームをできるだけ落とさないように丁寧に扱います。

乾燥を防ぐために新聞紙やポリ袋などで包み、冷蔵庫に入れて保存しましょう。食べる少し前に冷蔵庫から出して、常温にすると甘味を感じやすくなります。(令和3年8月25日南日本新聞に掲載)

すがすがしい香りのオオバ

大葉すがすがしい香りが特徴のオオバは日本の代表的なハーブです。香り成分による防腐・殺菌作用を生かし、刺身のつまをはじめ、さまざまな料理に風味をプラスします。

通年出荷されていますが、初夏から夏にかけてが本来の旬です。傷みやすいので、コップに少し水を張って軸の部分だけが浸る状態にし、立てたまま野菜庫で保存しましょう。

豊富に含まれるベータカロテンが活性酸素を抑えて動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病を防ぎ、がん予防にも効果があるとされています。

千切り、みじん切りにして冷ややっこ、サラダ、あえ物などにするほか、片面だけ衣を付けて天ぷらにするのもおすすめ。オオバのベビーリーフ(幼葉)であるペリーラもとても軟らかく、香りも大葉ほど強くないため、サラダとしてそのまま食べてもおいしいです。
(令和3年8月18日南日本新聞に掲載)

食べ比べ楽しめるナシ

ナシナシはシャリシャリとした食感とジューシーで爽やかな甘みが特長です。

幸水や豊水、新高(にいたか)といった果皮が茶色い赤ナシ系と、二十世紀など果皮が緑色の青ナシ系があります。幸水は柔らかい果肉に果汁がたっぷり含まれ甘みが強く、豊水は甘みの中にほどよい酸味があります。新高はみずみずしい食感と風味豊かな甘さを持ち酸味は少なめ。二十世紀はシャリシャリとして甘みと酸味のバランスが良いです。

食べ比べると、甘みや食感の違いを楽しめます。

水分と食物繊維が多く、便秘予防が期待できます。体内の余分な塩分を排出するカリウムも豊富で、高血圧が気になる人にはぴったりです。

果皮に張りがあり、お尻がどっしりとして広いものを選びましょう。同じ大きさなら重みのある方が水分が多くお薦め。

水分が蒸発しないようにポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存し、なるべく早く食べましょう。

(令和3年8月11日南日本新聞に掲載)

夏の疲労回復にモモを

桃果汁たっぷりで甘い香りの日本のモモは、岡山県の「白桃」が元祖です。改良して「白鳳(はくほう)」や「あかつき」など多彩な品種が誕生しました。ジューシーでなめらかな食感が、世界でも高く評価されています。

主成分は、砂糖の1.5倍の甘みを感じるフルクトースと呼ばれる果糖です。疲労回復に即効性があり、体力が落ちやすい暑い夏のエネルギー補給にお薦めです。

きれいな丸みがあり、全体的に赤く色づき濃い部分に白い斑点があるものがおいしいです。全体に産毛が生え、香りが強いものを選びましょう。

常温で、直射日光の当たらない風通しのよい所で保存してください。

甘みと香りを堪能するには、冷やし過ぎないことがポイント。冷やす場合は、30分から1時間程度にしましょう。皮に近いほうが甘みが強いので、薄くむくのがおいしく食べるコツです。

(令和3年8月4日南日本新聞に掲載)

ゴーヤーで夏乗り切ろう

ニガウリゴーヤーは代表的な夏野菜で、沖縄県で使われている呼び名です。和名は「ツルレイシ」または「ニガウリ」といいます。
畑で育てられますが、"緑のカーテン"として栽培されることも多いです。栄養価が高い野菜で、ビタミンCとベーターカロテンを多く含み、風邪やがんの予防、美容効果があるとされます。苦味成分のモモルデシンは血圧や血糖値を下げ、食欲増進や夏バテを予防するとされます。
イボがすき間なくぎっしり詰まっていてほどよい弾力があり、みずみずしいものが新鮮です。
豚肉や豆腐と炒めるゴーヤチャンプルーが有名ですが、酢の物、漬け物、揚げ物、炒め物などさまざまな調理方法で食べられます。薄く切ってしょうゆ、かつお節であえたものや、輪切りにして肉詰めしたものもおいしいです。
ゴーヤを食べて、暑い夏を乗り切りましょう。

(令和3年7月28日南日本新聞に掲載)

油物との相性がいいナス

ナス夏野菜の代表格であるナスは90%以上が水分で、体を内側から冷やす作用があります。鹿児島市青果市場では、県産をはじめ、九州管内のものを中心に入荷しています。

皮の色素は「ナスニン」というポリフェノールの一種で、抗酸化作用があり、生活習慣病の予防などに役立ちます。切り口が茶色になる原因の「クロロゲン酸」も、老化やがんを防ぐとされています。

皮に張りとつやがあり、傷や変色がなく、ヘタやガクがしっかりとしているものがお薦め。低温・乾燥に弱いため、常温で保存して早めに使い切りましょう。野菜室に入れる場合は新聞紙などで包みましょう。

淡泊な味でくせがなく、油との相性がよい野菜です。味も染み込みやすく、加熱すると食感がなめらかになります。天ぷら、焼き物、揚げ物、炒め物、煮物など多彩な調理法でお楽しみください。

(令和3年7月21日南日本新聞に掲載)

トマトの酸味で食欲増進

トマトトマトはナス科の野菜で、南米熱帯地方のペルーやエクアドル辺りが原産地と言われています。

果実の大きさで大玉、中玉(ミディ)、ミニサイズに分けられます。果皮の色は赤色だけでなく黄色や緑色などもあります。購入するときは、ヘタがみずみずしい緑色でピンとしていて、皮につやがあり、重量感のあるものを選びましょう。

ポリ袋やパックのまま、ヘタ側を下にして冷蔵庫の野菜室で保存します。冷凍保存する場合は、ヘタ付きの状態で保存袋に入れましょう。

トマトの赤い色の成分はリコピンで、体内では活性酸素の発生を抑え、動脈硬化を予防する働きがあります。ビタミンCが含まれ、鉄やカルシウムの吸収を良くします。酸味の主成分であるクエン酸は食欲を増進させる働きがありますので、暑い時期の食卓に積極的に取り入れたい野菜です。

(令和3年7月14日南日本新聞に掲載)

星形のオクラ、料理に彩り

オクラ鹿児島県が全国1位の産地を誇る夏野菜の定番オクラ。収穫時期は6月から9月ごろで、これから出荷が最盛期を迎えます。

ぬめり成分には、整腸作用や便秘予防、コレステロールの排出が期待できるペクチンなどの食物繊維が含まれています。他にも高血圧予防に効果があるといわれるカリウムや、エネルギーの代謝を助けるビオチンなどの栄養も摂取できます。

張りがあり、全体が細かい産毛で覆われ、緑色が濃くきれいな色のものを選びましょう。乾燥や低温に弱いので、涼しい環境なら室内で、または新聞紙やポリ袋でくるみ冷蔵庫の野菜室で保存してください。

輪切りできれいな星形が料理に彩りを添えますので、サラダや炒め物、揚げ物、スープなどさまざまな料理で活躍します。栄養豊富でおいしい県内産のオクラを食べてこれからの季節を元気に乗り切りましょう。

(令和3年7月7日南日本新聞に掲載)

エダマメで夏乗り切れ

エダマメエダマメは大豆を未成熟な状態で収穫したものです。枝つきのままゆでて食べたことが名前の由来と言われています。畑の肉とも言われる大豆と同様、栄養価が高く、ビタミン類や食物繊維、カルシウム、鉄分が豊富です。

エダマメのタンパク質に含まれるメチオニンという成分は、ビタミンCなどとともにアルコールの分解を促し、肝機能の働きを助けます。

さやがきれいな緑色で、産毛の密度が濃く、豆が育ち過ぎておらず、粒ぞろいのものを選びましょう。収穫後はどんどん風味が落ちるので、生のまま保存しないでください。かたゆでして水気をよく切り、保存用袋などに入れて冷凍しましょう。お酒のおつまみに塩茹でするのはもちろん、かき揚げや炒め物、スープに入れるのもお薦めです。

さまざまな料理に使えるエダマメを食べて、暑い夏を乗り切りましょう。

(令和3年6月30日南日本新聞に掲載)

旬を迎えるスモモ

スモモ「スモモもモモもモモのうち」という早口言葉がありますが、植物分類学上は、スモモ(李)は「バラ科サクラ属」、モモ(桃)は「バラ科モモ属」です。同じ「サクラ属」であるという観点から見ると、スモモは「モモ」よりも「サクランボ」に近い果物ということになります。

これから旬を迎えるスモモの主な産地は山梨県や長野県、山形県など。これら上位3県で国内生産量の約6割を占めます。量は多くはありませんが、鹿児島でも指宿市や奄美大島で生産されていて、生食のほかに、果実酒やジャムの加工用として人気があります。

ほどよい硬さで少し弾力があり、ふっくらとして重量感があるものを選びましょう。未熟なものは、追熟させるために常温で保管します。赤みが増して甘い香りがしてきたら、酸味が抜けて食べごろです。熟したら、冷蔵庫の野菜室に入れ、なるべく早く食べるようにしましょう。

(令和3年6月23日南日本新聞に掲載)

ブルーベリーで目の疲れ軽減

ブルーベリーは同じ品種の花粉では受粉しないため、複数の品種を混ぜて植えられます。果実は一緒に収穫されるので、同じパックでも異なる品種のものが入っています。

粒が大きく張りがあって皮の色が濃く、表面にブルームと呼ばれる白い粉がふいたものを選びましょう。粒が小さいほどポリフェノールがたくさん取れますが、渋みを強く感じるようにもなります。

収穫後は時間とともに風味が落ちるので新鮮なうちに食べましょう。長期間保存したいときは冷凍してください。

生のままケーキのトッピングにしたり、ヨーグルトと一緒に食べてもおいしくいただけます。簡単に作れて日持ちするジャムにするのも人気です。アントシアニンを含んでいるため、目の疲労を和らげて視力低下を防ぐ効果が期待できます。

 (令和3年6月16日南日本新聞に掲載)

トロピカルな香りと甘酸っぱさ

パッションフルーツパッションフルーツは、鹿児島県が日本一の生産量を誇ります。

県内産は主に6~7月に出荷。日本では、花が時計に見えるのでトケイソウとも呼ばれています。

ベータカロテンが豊富で、抗酸化作用によりアンチエイジング効果が期待できます。カリウムも多いので、高血圧予防にも役立ちます。

果皮がツルツルの状態で販売されているものが多いですが、まだ酸味が強いです。常温でしばらく置いて追熟させると、酸味が抜けて甘みが増します。果皮の色が濃くなり、少ししわが出てきて香りが強くなったら食べごろです。

冷やして半分に切り、スプーンで種ごとすくって食べましょう。ヨーグルトやアイスクリームに添えたり、ゼリーやシャーベットにしたりするのもお薦めです。

トロピカルな香りと甘酸っぱい味わいを楽しんでください。

(令和3年6月9日南日本新聞に掲載)

 

 

お問い合わせ

産業局中央卸売市場青果市場

〒891-0115 鹿児島市東開町11-1

電話番号:099-267-1311

ファクス:099-267-1314

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?