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更新日:2025年10月29日

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令和7年10月27日(月曜日)市長定例記者会見

記者会見の動画は、鹿児島市動画チャンネル「動画で見る鹿児島市」をご覧ください。

市長定例記者会見(令和7年10月27日)r

日時:令和7年10月27日(月曜日)10時00分~

場所:鹿児島市役所東別館3階災害対策室

報道提供資料はこちらをご覧ください。

報道提供資料(PDF:1,466KB)

冒頭あいさつ

皆さん、おはようございます。

日中も心地よい風を感じられる行楽の季節となりました。

クルーズ船の寄港が過去最多を更新する中、市内では国内外から訪れる観光客の姿も多く見られ、街が活気づいております。

この後発表いたしますが、来週には、鹿児島の秋の風物詩「おはら祭」を開催するほか、各地域でもマルシェなどのイベントを予定しております。

寒暖差で体調を崩しやすい時期ですので、市民の皆さまには、体調にご留意いただきながら、本市の秋の魅力をご堪能いただきたいと思います。

それでは、本日は5項目について発表いたします。

市長発表項目:いつ・どこで起こるか分からない災害に備えて

はじめに、いつ、どこで起こるか分からない災害に備えた訓練について、ご説明いたします。

来月5日の「津波防災の日」に、シェイクアウト訓練と津波避難訓練を実施します。

今回の津波避難訓練は、津波避難ビルに指定しているアートホテル鹿児島で行い、利用客の避難誘導や、ホテルや周辺事業所の従業員の避難などを実施いたします。

また、桜島地域にお住まいの方や、防災関係機関の皆さんにもご参加いただく桜島火山爆発総合防災訓練を、来月15日に実施いたします。

今回は、福祉施設や病院など要配慮者利用施設の避難訓練を実施するほか、大型ヘリによる住民の空路避難の検証や、民間事業者のドローンを活用した避難情報の伝達も行います。

これらの実践的な訓練を通して、災害時の「犠牲者ゼロ」を目指し、さらなる防災体制の強化に取り組んでまいります。

市長発表項目:ナポリ市への姉妹都市盟約65周年記念訪問団の派遣

次に「ナポリ市への姉妹都市盟約65周年記念訪問団」について、ご説明いたします。

ナポリ市とは、1960年に姉妹都市盟約を締結して以来、長年に渡り交流を重ね、友好を育んでまいりました。

同市との姉妹都市盟約65周年を迎えるに当たり、来月4日から10日までの7日間、私や議長をはじめとする訪問団が同市を訪問し、ナポリ市役所での記念式典への参加や、国立地球物理学火山学研究所への訪問などを行います。

節目となる今回の訪問により、ともに活火山と共生し、海を生かしたまちづくりを進める両市の絆をさらに深め、今後ますますの交流につなげてまいりたいと考えております。

市長発表項目:こどもまんなかフェスタ2025を開催します!

次に、こどもまんなか社会の実現に向けた取り組みについて、ご説明いたします。

来月9日に、「こどもまんなかフェスタ2025」をセンテラス天文館などで初めて開催いたします。

会場では、親子で参加できるワークショップや子育て相談コーナー、大学生や高校生の皆さんが企画した体験ブースなど、楽しく学び、体験できるコンテンツを多数用意しております。

また、こどもの未来応援条例に関するクイズラリー、「イクボスアワード」「輝く★共育てアワード」表彰式なども行い、これらの取り組みを通して、安心して子育てができるよう支援するとともに、子どもや子育て世帯を社会全体で支える機運の醸成を図ってまいります。

ぜひ、多くの市民の皆さまにご来場いただきたいと思います。

市長発表項目:踊り以外にもわくわくが詰まった第74回おはら祭の開催

次に、第74回おはら祭の開催について、ご説明いたします。

今年のおはら祭も、来月2日と3日に開催いたします。

2日の夜まつりでは、ジャパンラグビー・リーグワンで2連覇を果たした「東芝ブレイブルーパス東京」の皆さんが、総踊りに初参加いたします。

3日の本まつりでは、新設した仮装踊り連や、6年ぶりに復活する吹奏楽の定置演奏が祭りに華を添えます。

また、夜まつりでは、鹿児島ファン拡大アンバサダーでこの度、映画「天文館探偵物語」にも出演する大原優乃(おおはらゆうの)さんをゲストに迎え、令和9年度の西郷隆盛生誕200年・没後150年の記念プロジェクトのロゴマークとキャッチコピーを発表いたします。

さらに、本まつりでは、「明治日本の産業革命遺産」登録10周年記念PRステージを設け、動画コンテストの表彰式や地元中学生による構成資産の解説、地域団体による朗読劇などを行います。

今年の「おはら祭」は、踊り以外にもたくさんのわくわくが詰まっています。

ぜひ南九州最大の祭りを、市民や観光客の皆さんに、存分にお楽しみいただきたいと思います。

市長発表項目:たっぷり満喫秋の楽しみ~郡山・吉田・松元地域へお出かけください~

最後に、地域住民の皆さんと共に実施する、各地域の秋の行楽シーズンのイベントについて、ご説明いたします。

まず、郡山地域では、地元事業者が参加し、地域全体でその魅力をPRする「いろどりマルシェkoriyama(こおりやま)」を開催し、最終日のフィナーレイベントまで、郡山地域のいいとこ・いいものをご体感いただけます。

松元地域では、来月23日に「フェスタまつもと」「まつもとまるっとマルシェ」を同時開催いたします。

松元地域出身で、本市ふるさと大使の上柿元勝(かみかきもとまさる)シェフによる特製スープも販売し、松元地域の魅力をまるっとお楽しみいただけます。

吉田地域では、来月30日に「吉田DEわくわく」ちびっこフェスタ&マルシェを開催し、ちびっこハイハイレースやペダルなし二輪遊具の競技会など、お子さんも伸び伸びと楽しめる企画が満載です。

食の秋、行楽の秋、多彩な秋の魅力を盛り込んだイベントが続きます。ぜひ多くの皆さまにおいでいただき、各地域ならではの魅力をご堪能いただきたいと思います。

本日は以上でございます。報道のご協力をよろしくお願いいたします。

質疑応答要旨:第74回おはら祭の開催について

(記者)今年新設で仮装踊り連を設けられたということですが、コロナ禍を挟み回復傾向にはあるものの、踊りの参加者がなかなか伸び悩んでいるところもあるようです。そういった中で、そもそもどういったお考えで仮装踊り連を設けられたかをお聞かせください。

(市長)若い世代や観光客の皆さんにもより親しみやすいお祭りにして、まちの魅力をさらに高めたいという思いで、今回、仮装という新たな要素を取り入れたものです。

(記者)一定のルールの下での踊りと思いますが、踊られる方、そして見てくださる方に、新しい形でのおはら祭、仮装踊り連をどのように楽しんでいただければとお考えでしょうか。

(市長)若い世代や観光客の方にも祭りを身近に感じていただき、参加しやすく、親しみやすい祭りであることが伝わればいいなと思っています。

(記者)仮装踊り連は、今年に限らず、今後も育てていきたいというお考えでしょうか。

(市長)来年度以降は今年度の取組を検証しながらになると思いますが、この新たな取組をできる限り育てていきたいと考えております。

(記者)仮装踊り連がどのような踊り連に成長していけばいいという、市長の思いがあればお聞かせください。

(市長)祭りを次の世代につなげていくためには、次の世代を担う若い世代の方にどう親しまれていくかが重要であると考えています。若い世代の方々がおはら祭に興味・関心を持つきっかけとなることを、心より願っております。

(記者)一方で74回目です。これまでの伝統を踏襲した変わらぬものもある中で、新しいものにどう期待をされますか。

(市長)おそらくどの分野もそうですが、伝統は守りつつも、伝統の形はきっと時代時代に適合しながら変わっていったのだろうと思います。そういった意味でも、おはら祭が次の世代の多くの市民、観光客の方々に親しまれる祭りであり続けるために、若い世代の方々に親しまれる取組に積極的に取り組んでいきたいと考えております。

(記者)ありがとうございます。

質疑応答要旨:ナポリ市への姉妹都市盟約65周年記念訪問団の派遣について

(記者)65年という随分長い歴史がありますが、最近、特に目立った交流がないような気もします。鹿児島市からの公式の訪問団は何年ぶりかということと、市長が今回直接伺われることに対する意気込みをお聞かせください。

(市長)おそらく10年ぶりぐらいになると思います。姉妹都市については5年を節目として訪問しているわけですが、ちょうど5年前はまさにコロナの真っただ中で、そのときの訪問はかなわなかったので、私も就任後初めてのナポリ訪問ということになります。ナポリと鹿児島との絆は、同時に日本とイタリアを結ぶ大きな絆であろうと思っております。日本とイタリアの姉妹都市の中でも最も古い部類に属するということもありますし、海を隔てて成層火山、活火山があるという風景の類似性もあり、長年培ってきた絆を非常に重要だと思っており、大事にしていきたいと考えております。私も今回、ナポリを初めて実際に訪れるものですから、交流の役目をしっかりと果たしてまいりたいと思っております。

(補助職員)先ほど市長が答えましたように、前回の訪問は10年前の2015年(平成27年)でございます。

(記者)訪問団が市長、議長、議員、市民代表2名とありますが、市民代表というのはどういった方々か、また、議員を含めて訪問団の全体の数、全容をお示しください。

(市長)市民代表の選定につきましては、学術機関、そして経済関係者の中から訪問目的を総合的に勘案して選定したものです。今回の訪問団は随行も含めて9名となっております。

(記者)ありがとうございます。

質疑応答要旨:多機能複合型スタジアムの整備について

(記者)住吉町15番街区について、先日、県が整備事業予定者に鹿児島国際観光を選んだということで、鹿児島市として目指すサッカースタジアムの整備について、ある意味、一歩進展があったと言えると思いますが、改めてそのあたりの見解、思いをお聞かせください。

(市長)今回、住吉町15番街区へのサンロイヤルホテルの移転方針が、土地の所有者である県から認められたという形になるわけですが、一方で、今後、サンロイヤルホテル、さらには運営会社である鹿児島国際観光のほうでスケジュールや敷地利用の方向性の様々な検討がなされることになるだろうと考えております。

(記者)先日の議会でも、整備予定地決定の具体的な時期までは示せないが、県と検討は進めている、選定作業は進めているということでした。選定作業の現在地、それから今後の検討のプロセスなどをどのように考えていらっしゃいますか。

(市長)これまで、県と市で協力しながら候補地たり得る場所のリストアップに努めているところで、土地の面積や南北の軸など、スタジアムの立地で満たすべき、もしくは満たすことが望ましい条件をそろえた場所がどこにあるのかということのリストアップを行っているところです。議会でもお答えしていますが、最終的な選定に当たっては、時間軸や費用面を勘案しながら、県と一緒になって進めていくものと考えております。

(記者)仮にサンロイヤルホテルの跡地に、となった場合のことを踏まえて、全国の事例と比較すると同地はまちなかといえるというお言葉もありました。一方で、広島や長崎にできたスタジアムと比較すると、本来の意味のまちなかスタジアムという部分から若干ずれがあるというところも否定できないかと思います。そのあたりはどのようにお考えでしょうか。

(市長)何のためのまちなかかを考える必要があると思っております。距離的近接性や時間的近接性もですが、まちなかに立地する意味というのは、まちに人の流れ、ひいては経済効果をどう作っていくのかを考えなければならないだろうと思っております。この対局に位置するものが、郊外に造る場合です。郊外に造る場合、どうしても行き来に時間がかかり、人の流れを呼び込みたい中心市街地とは真逆で、見に行った方が直行直帰になってしまう。こういったところも含めて、Jリーグでもまちなかスタジアムが望ましいと、ガイドラインで謳っていらっしゃるわけです。最終的な選定に当たっては、まちなかスタジアムの趣旨である人の流れや経済効果をどれだけもたらすことができるのか、といったところも重要になるのではないかと考えております。

(記者)分かりました。

質疑応答要旨:多機能複合型スタジアムの整備と鹿児島国際観光株式会社について

(記者)サンロイヤルホテル跡地の件で、市長は、鹿児島国際観光のご意向をとおっしゃいましたが、鹿児島市は筆頭株主であられますし、市の側から、活用するのであればどうしたいんだ、ということを積極的に意見を出すお考えはないですか。

(市長)鹿児島国際観光の株主ないし取締役としての立場と、鹿児島市ないしは市長としての立場が、利益相反にならないように気をつけなければならないところだと思っております。例えば、鹿児島国際観光の意思決定としては、会社の利益が最大化される取組を行うのが基本となるのでありましょう。それと鹿児島市の立場に相反関係が起こらないように注意をしていく必要があるだろうと考えております。

(記者)なぜ鹿児島市が出資したのかという古い話を振り返りますと、与次郎地区が当時まだほとんど施設もない状態で、ホテルも鹿児島に供給できるだけの量がなかったということもあって、出資されたと思います。そういう立場である会社が移転して、与次郎地区から出て行くわけですが、当時と環境も変わっていて、市の鹿児島国際観光に対する姿勢というのは、今後いかがあるべきかという気もするのですが、どのようにお考えですか。

(市長)おっしゃるとおり、鹿児島市が鹿児島国際観光の筆頭株主となっている歴史的な経緯をたどれば、与次郎ケ浜の埋立てがあり、市の与次郎の活用計画に基づいて活用をしていこうという経緯があったからこそだろうと思います。一方で、今後、新たなサンロイヤルホテルがどのような役割を担っていくのかは、県、市、そして民間の皆様とよく協議をしながら、検討を進めていく話になるだろうと考えております。

(記者)そういう中で、あの場所にスタジアムができるということは、ある意味、与次郎地区の活性化といいますか、新たな展開という意味では大きいと思うのですが、お考えはいかがですか。

(市長)知事も私もあくまで候補地の1つたり得るということを申し上げているのであり、候補地の選定についてはこれからであるということは、まず申し上げておきたいと思います。その中で、今回の移転方針の決定に伴いまして、鹿児島国際観光のほうでスケジュール感や現在の敷地の活用を検討されていくと思いますので、まずはそこを注視していくということでございます。

(記者)ありがとうございます。

質疑応答要旨:鹿児島レブナイズへの支援とアリーナ改修について

(記者)鹿児島レブナイズが、来季再編されるBリーグのB.ONEに参入することが決まって、将来的なB.PREMIERも目指しているというところですが、将来的な発展をクラブが見据える中で、鹿児島市としてどういうふうに支援していくのかを、改めて少し教えていただきたいです。

(市長)まず、今回の新B.LEAGUE ONEの参入決定について非常にうれしく思いますし、これは何より、これまで前身のチームを含めて歴史を紡いできた全ての方々の努力の積み重ねだろうと思います。こういったクラブの存在、そして盛り上がりというのは一朝一夕にできるものではなくて、苦しい時期もあった中で、これまでバトンをつないできた全ての皆様のおかげだと敬意を表したいと思いますし、私自身も前職時代から長年見てきておりますので、非常に感慨ひとしおであります。今後の支援の在り方というお尋ねでしたが、支援の在り方については、最終的には市議会も含めて市民の皆さんのご理解を得られるかどうかも非常に重要なポイントであります。機運の盛り上がりであったり、市民の皆様の理解であったりを見ながら、検討していくことになるだろうと考えております。

(記者)チームが新1部のプレミア参入を目指す上で、アリーナが条件の1つになってくると思います。クラブとしてはアリーナの改修状況を注視しながら動いていくという形になると思うのですが、今のところの改修工事のスケジュール感は、この間、市議会で26年の夏から工事が始まって28年秋に供用を再開するというスケジュール感が明らかになったと思います。そのあたりの今のところの進捗、変更等はなかったでしょうか。

(市長)議会でお答えしたとおりの話でありますので、そこからの変更はございません。

(記者)今後、アリーナ改修が条件の1つになって、そこを注視しているというところですが、少し前には、入札が中止になって工事が2年先送りになりました。スケジュールがかなり左右するのかなと思うのですが、スケジュールの進め方はどう考えていらっしゃいますか。

(市長)昨今の公共工事の入札不調がありますので、そういうことがないようにしたいとは思っております。一方で、一定期間改修を行うのであれば、西原商会アリーナが使用できない期間が発生いたしますので、そういったときのライセンスの取扱いなどについては、Bリーグともしっかりとこれまでも協議をしておりますし、これからもコミュニケーションをしっかりと取ってまいりたいと考えております。

(記者)例えば工法の変更もあり得るのでしょうか。

(市長)どうすれば迅速にできるのかも含めて、総合的に勘案することだろうと思います。一方で、西原商会アリーナの改修の話は、もともとは特定天井の改修から始まっております。大規模な集客施設において、地震などで天井が落ちてきてしまうと、集まっている方々に大きな被害が出るので、特定天井の改修から始まりましたが、落札されなかったということがあります。まずは安全性が最優先ですので、しっかりと安全を担保した上で工事が進められるように、考えていきたいと思います。

(記者)ありがとうございます。

質疑応答要旨:多機能複合型スタジアムの整備について

(記者)Jリーグとしてもまちなかを推進していて、今の状況としてまちなかの条件に合致するであるとか、Jリーグとすり合わせみたいなものは行っているのでしょうか。

(市長)Jリーグがガイドラインを出していますので、そのまちなかの定義を参考にしながらやっているわけですが、Jリーグのライセンスの条件としてはまちなかでなければならないというわけではありませんので、Jリーグの許可を取るという話ではありません。我々としては、先ほどお答えいたしましたように、人の流れや経済の活性化もにらみながら、まちなかスタジアムの検討を続けているわけですので、そういった条件がなるべく満たせるところを探して取り組んでいるということでございます。

(記者)ありがとうございました。

質疑応答要旨:新総理就任について

(記者)先日、高市政権が誕生しまして、初めての女性首相就任と、自民と維新との連立ということがありましたが、受け止めをお願いします。

(市長)今回、高市新首相が就任されまして、先日、所信表明の演説が行われたわけですが、経済対策や地域未来戦略の着実な推進を含めて、絶対に諦めないという決意を持って果敢に挑むというところが非常に印象に残ったところでございます。その中の一説にもありました、若者や女性を含め地方に住み続けられる仕組みをつくっていくんだというところにも、大いに共感をしておりまして、しっかりとそういった取組を進めていただけることを期待したいと考えております。

質疑応答要旨:ガソリン暫定税率廃止について

(記者)ガソリン暫定税率の廃止という話がありますが、地方、鹿児島市への影響などをどのように捉えられていますか。

(市長)代替財源も含めてしっかりと議論していただきたいと考えております。

(記者)単に廃止というだけだと、なかなか財政的には厳しいものがあるという考えですか。

(市長)地方の貴重な財源となっておりますので、しっかりと代替財源を含めて確保していただきたいと思っております。

(記者)分かりました。ありがとうございます。

質疑応答要旨:新総理就任について

(記者)自民と維新の連立政権の、副首都構想と議員定数の削減について、副首都構想で地方への活性化が見込まれる一方で、議員定数で地方の声が届きにくくなるんじゃないかという懸念もあります。その点について、地方への影響をお考えがあればお聞かせいただければと思います。

(市長)副首都構想に関しては、これから、そもそもの定義を詰めていった上で議論がなされる話だと思いますので、その動向を注視してまいりたいと考えております。議員定数の議論につきましては、国民の代表を決める制度設計でありますので、どうすれば国民の声を的確に反映することができるのか、特に今、地方創生2.0も含めて地方創生が大きな課題でありますので、どうすれば地方の実際の声を国政に反映することができるのか、といった観点から、慎重に議論を行っていただきたいと考えております。

(記者)議員定数削減を行う意図として、身を切る改革というのをおっしゃっていると思うのですが、改革という視点もそうですが、議員定数削減をしながら国民の声を反映できるかというところで、何を重視するべきだとお考えでしょうか。

(市長)身を切る改革というお尋ねがありましたが、大胆な改革をしていくということが本丸でありましょうから、そういったところも示していただきながら、議員定数の制度変更がどのような効果をもたらすのかを丁寧に国民の皆さんに説明をしながら、議論を進めていっていただきたいなと考えております。

(記者)分かりました。ありがとうございます。

質疑応答要旨:鳥獣被害について

(記者)全国で熊の被害が相次いでいる中で、九州には熊はいないということになっておりますが、一方で、イノシシなどをはじめとする鳥獣被害は後を絶たないところがあります。6月議会でも鹿児島市で去年3,000頭を超える捕獲数があったという答弁があり、そんなにいるんだとちょっと驚きでもありました。秋も深まってこれからイノシシも下りてくる頃かなと思うのですが、この先の注意喚起ですとか、対策などをどのようにお考えでしょうか。

(市長)最近は中心市街地に近い地域でもイノシシの出没が確認されるようになってきております。見かけたら速やかに関係機関に通報していただくことであったり、近づかないことであったり、まずは身を守る行動を最優先していただきたいと思います。出没を防いでいくためには、耕作放棄地の対策など総合的な対策が求められると思いますので、そういったところも留意をしながら、取組を進めていきたいと考えております。

(記者)分かりました。ありがとうございます。

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