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更新日:2015年3月20日

平成25年6月28日(金曜日)市長定例記者会見

市長定例記者会見の様子

日時:平成25年6月28日(金曜日)10時00分~10時40分

場所:鹿児島市役所本館2階特別会議室

※報道提供資料はこちらをご覧ください→報道提供資料(PDF:1,266KB)

皆さん、おはようございます。

今週に入り、連日、雨の日が続いており、梅雨明けが待ち遠しく感じますが、引き続き万全な防災体制に努めてまいりたいと考えております。それでは、本日は、8項目について発表します。

市長発表項目:「国際火山学地球内部化学協会2013年学術総会(IAVCEI(ヤブセイ)2013)の開催

はじめに、IAVCEI(ヤブセイ)2013の開催について説明します。

世界で最も権威ある火山会議とされる「IAVCEI(ヤブセイ)2013」が、日本では32年ぶりに、約40カ国から、1000人を超える関係者の出席のもと、7月20日から24日まで開催されます。この学術総会は、最新の学術研究成果の発表等を通して、国際的な火山研究の発展やその成果の普及を行うことを目的としています。私は、平成22年5月にスペイン領カナリア諸島で開催された第6回火山都市国際会議に出席し、今回の学術総会への参加を呼びかけたこともあり、権威ある国際会議が本市で開催されますことを、喜ばしく、誇らしく思っています。また、国際観光都市・鹿児島を世界に情報発信できる、絶好の機会ですので、世界各国から訪れる多くの皆さんに、本市の多彩な魅力を積極的にPRしたいと考えています。

市長発表項目:桜島大正噴火100周年事業「火山シンポジウム」の開催

次に、桜島大正噴火100周年事業「火山シンポジウム」の開催について説明します。

来年1月12日に、桜島の大正3年の噴火から100年を迎えるにあたり、火山防災に関する意識高揚を図るとともに、噴火災害の教訓について議論を深め、後世に伝えていかなければならないと考えています。この火山シンポジウムは、IAVCEI(ヤブセイ)2013と連携し、市民の方を対象に、7月21日に市民文化ホールで開催します。世界的な火山学者による基調講演のほか、高校生火山研究大賞受賞校による研究発表や、火山防災に関するシンポジウムを行います。また、市民向けの参加型イベントとして「ふれあい火山フェア」や、「キッズ火山フェスタ」など様々なイベントも開催します。これらのイベントを通して、多くの市民の皆様に、あらためて桜島の噴火活動と火山防災について、考えるきっかけにしていただきたいと思います。報道各社の皆様におかれましては、IAVCEI(ヤブセイ)2013とあわせて、PR方よろしくお願いします。

市長発表項目:平川動物公園「不思議な動物ゾーン」等のリニューアルオープン

次に、平川動物公園の「不思議な動物ゾーン」等のリニューアルオープンについて説明します。

リニューアル整備を進めてきました「不思議な動物ゾーン」と「かごしまの動物ゾーン」の供用開始に合わせ、オープニングセレモニーを7月19日に開催します。不思議な動物ゾーンでは、オジロワシや、迫力あるワニなどを観察することができ、かごしまの動物ゾーンでは、エラブオオコウモリやアナグマなど鹿児島に生息する様々な動物を知ることができます。来月から小中学校の夏休みも始まりますので、リニューアルした平川動物公園へ、ぜひ多くの皆様にお越しいただきたいと思います。

市長発表項目:かごしまのおいしい水PR事業

次に、かごしまのおいしい水PR事業について説明します。

皆様のお手元にお配りしておりますペットボトルは、「かごしま銘水めぐり」『冷水(ひやみず)の水』と『七窪(ななくぼ)の水』でございます。本市は多くの良質な水源に恵まれており、その水源から取水した水道水が「おいしい水」であることを広く知っていただくため、水道発祥の水源地である冷水と七窪の水をペットボトルにしました。この安心・安全でおいしい水を、今後、本市が主催するイベントなどで活用し、市民や観光客にPRします。報道各社の皆様におかれましてもPR方よろしくお願いします。

市長発表項目:安心快適住宅リフォーム支援事業

次に、安心快適住宅リフォーム支援事業について説明します。

住宅の長寿命化や質の向上を図るとともに、地域経済の活性化や雇用の安定に資するため、昨年度に引き続き、個人住宅のリフォームに対する補助を、中核市最大の予算額で実施します。今年度は、各募集件数枠の撤廃や、子育て世帯の要件を緩和するなど、さらに活用しやすい制度としまして、新たなリフォーム需要を喚起し、地域経済の活性化につなげていきたいと考えています。受付は、7月1日から先着順で開始します。市民の皆様には、ぜひ、この事業をご活用いただきたいと思います。

市長発表項目:世界文化遺産登録・ジオパーク認定に向けたラッピング電車の運行開始

次に、世界文化遺産登録、ジオパーク認定に向けたラッピング電車の運行開始について説明します。

世界文化遺産登録と、桜島・錦江湾のジオパーク認定を目指す、世界を見据えた2つの取り組みについて、市民や観光客の認知度を高め、気運醸成につなげるため、7月1日から広報啓発用ラッピング電車の運行を開始します。当日、11時30分から交通局において出発式を行います。

市長発表項目:東南アジア友好交流訪問

次に、東南アジア友好交流訪問について説明します。

7月6日から7月14日までの9日間、タイ、ミャンマー、インドネシアの東南アジア3カ国を、私が団長を務め、市民代表を含む計5人で訪問します。今回の訪問は、今年、日・ASEAN(ニチ・アセアン)友好協力40周年の節目にあたり、東南アジアの都市との友好交流や、本市のPRを図ることを目的としています。各訪問国においては、市役所や大使館等の行政機関及び大学への表敬訪問などを行い、今後の幅広い分野での交流につながるよう、ネットワークの構築に努めてまいります。また、現地の旅行関係企業との意見交換を行い、本市のPRも積極的に行ってまいります。

市長発表項目:2013夏の主な観光イベント

最後に、桜島や錦江湾などの地域資源を生かした夏恒例の観光イベントを開催しますので、報道各社の皆様には取材方よろしくお願いします。

本日は以上でございます。

質疑応答要旨:安心快適住宅リフォーム支援事業について

記者 住宅リフォーム事業の件で二、三お尋ねします。事前審査の申請が1,815件ということで、昨年度の10倍ぐらいと聞いていますが、この数字についてどう思われるかと、この数字を見る限り、来月から募集が開始されるのですが、すぐ予算額の満額に達成するのかなという予測もたつのですが、それに対して何か追加措置とかのお考えはないか、お聞かせください。

市長 今、事前審査が昨年の10倍以上ということで、報告を受けています。そのように市民の皆様がこの住宅リフォーム事業に関して大変関心を持っていただいており、また、そのことを含めて、今後、家の改築等に取り組まれていくということで、いろいろな経済効果もこの事業によって醸成されますので、大変ありがたいと思っています。そして、混乱が起きないように対応していかなければならないと思います。また、多くの皆様がこの住宅リフォーム事業に応募していただくということは、それなりの効果もありますが、一応今の予算額内でしっかりと対応していきたいと思いますので、今後については今のところ考えていません。

記者 もう1点よろしいですか。そういうことで、市民もですし、事業者も期待が大きいということで、まだ来週から募集が始まるのですが、来年度以降の実施については今の段階では。

市長 それは今の段階ではちょっと申し上げられませんが、今年、昨年と、いろいろな結果を検証して、そして、来年どうするかということは検討していかなければいけないと思います。今の時点では全く白紙です。

質疑応答要旨:かごしまのおいしい水PRについて

記者 このペットボトルのことでお伺いします。これは鹿児島市の水道水と同じものということなのですか。

市長 そうですね。

記者 これは販売はしないのですか。

市長 現在のところ、販売しません。鹿児島のお水が安心・安全で大変おいしいということをPRし、市民の皆様に鹿児島の水をしっかりととっていただきたいというPR効果、そのために今回ペットボトルをつくったということです。

記者 この水はどんな味がするのですか。

市長 飲んでみてください。

記者 ちょっと飲んでいただけますか。

市長 大変おいしいですね。普通、自宅で飲んでいる水と変わらないと思いますが、私は大変おいしいと、自慢できると思います。

記者 鹿児島市でこの水源地を使っている世帯数の割合というのはどの程度あるのでしょうか。

市長 資料を持ち合わせておりませんが、また後ほどお知らせします。

記者 市民に飲んでもらう機会はあるのですか。

市長 今のところは、市民は全く同じ水道水を飲んでいるので、今、我々鹿児島市が主催をいたします、いろんなイベント等にこの水をお出ししていきたいと思っています。

記者 2種類というのは、どういったことなのでしょうか。

市長 1つは、黒と白ということですが、先ほどお話をしましたが、冷水と七窪、これは、これまでの鹿児島の水道の発祥の地ということで、特に、冷水水源地は江戸時代から現在まで鹿児島市民の水需要を賄ってきたところでして、また、七窪の水源地は、近代水道の発祥となった水源地ということで、国等から「近代水道百選」にも選定をされています。この2つの水源地の水を取水して、それをペットボトルにしたということです。

質疑応答要旨:平川動物公園のリニューアルについて

記者 平川動物公園の「不思議な動物ゾーン」などのリニューアルオープンということで、子どもたちからも熱い視線が注がれると思いますが、夏休みを楽しみにされているお子さんやご家族向けに何かおすすめのPRしたいポイントなどありましたら、教えてください。

市長 今、平川動物公園は、最終的なリニューアルオープンを27年度に考えていますが、それぞれの区域でゾーンを改修をしています。また、話をしました「不思議な動物ゾーン」、「かごしまの動物ゾーン」、また「南アメリカの自然(森)ゾーン」とかいろいろゾーンの中で間近に動物の生態等を見る、そして、これまでと、ただ見るだけじゃなくて一緒になってその動物と戯れることができる、そういうコンセプトにしていますので、これまで以上に動物に対する愛着が湧くし、そしてまた動物園に対する皆様方の関心が高まってくると思います。この記者会見の後に、ホワイトタイガーのことを平川動物公園から紹介しますが、今、子どもも生まれたりして大変にぎやかになっていますので、そういった動物たちにもぜひ触れていただきたいと思います。

質疑応答要旨:県職員等の上海派遣研修計画について

記者 県民の関心事となっている、県の上海研修の計画についてなのですが、今日一応の決着、300人の研修に変えるという予定のようですが、県民の1人として、また鹿児島市長としての思いをお願いします。

市長 この中国の上海と鹿児島の国際定期路線というものは、国際交流とか、鹿児島市、鹿児島県を含めて、観光振興を図る上で大変欠かせないものであると思っています。これまでも鹿児島市は、この利用促進につきまして、県と一緒になって鹿児島空港国際化促進協議会の一員として取り組んできました。今回、上海の派遣事業については、大変厳しい状況にあります上海線の路線維持のために実施をされると伺っています。その対象者とか公費負担のあり方についてはさまざまな意見があって、今、皆様の報道等でもいろいろと市民の方々にその状況等をお知らせをいただいていると思います。私もいろいろとお話もお伺いし、また、状況等も今、推移等を見させていただいていますが、今日、県議会の中で論議をされ、最終的な決着を見られるようですが、要は、この路線維持をしっかりと踏まえて、どういう対応をするかということが課題であろうと思いますし、今回はその維持について県のほうで一石を投じたと思いますし、また鹿児島市としても、この上海線の維持について、今後、県、各自治体と、また経済団体等を含めた各種団体ともいろいろ協議をしながら取り組んでいかなければいけないという大きな課題だろうと認識をしました。

記者 もう民間でも、1,000人派遣をという話が商工会議所のほうでも出ていますが、特に県であったり、鹿児島市も何らかの形で頑張ってください、というような話はどうでしょうか。

市長 そういう指示とかはありませんが、私どもも、先ほども申し上げましたように、空港国際化促進協議会の一員ですので、そういう協議会の役割としてその存続をしっかりと進めていかなければならない立場にありますので、鹿児島市もその意を含めてしっかりと対応をしていきたいと思います。

記者 具体的な計画は、今のところ。

市長 今のところは、まだ具体的なものは検討しておりませんが、これは、経済界も動き出しましたし、県のほうも今回のいろいろな事案等で緊急対応として動かれましたので、それと呼応して、鹿児島市としても、これは一方向だけじゃなくて双方向のやっぱり観光客なり、また人員の移動というのが必要だと思いますし、そのことがまたこの上海線の継続維持にもつながってくると思いますので、そういう方面でのまたいろいろ対応もしなければならないと思います。

記者 鹿児島市にとっても大きな問題ということですか。

市長 そうですね。これまで入り込み観光客数で中国の方がだんだん増えてきた状況にありましたが、鳥インフルエンザとか、尖閣諸島とか、いろいろ事情で、中国からの観光客の方々が減ってきて、また、鹿児島からも上海に行く方々も減ってきたという、その状況の中でこういう上海線の維持という危機的状況が生まれていると思いますので、これは鹿児島市にとっても大きな課題だと思います。

記者 ほかのところの開拓も一生懸命されているようなのですが、それでは間に合わないと。

市長 そうですね。以前、鹿児島と香港線というものがあって、それを中止を、それが撤退されるということで、我々としてもその時点でもしっかりとその継続を望んでおりましたが、まだ未だに復活は成し得ていません。やはり、こういう重要路線が万が一なくなるということになると、鹿児島県、鹿児島市にとって、またはそれぞれの県内の各自治体にとっても大きな交流人口の減につながっていくと思いますし、そのことがまた鹿児島の発展、また、まちづくりにも大きな影響を与えると思います。これはもうしっかりと取り組まなければならないということを常に考えています。

質疑応答要旨:路面電車観光路線について

記者 今回の研修計画はちょっと違うのかもしれませんが、県の新体育館の建設計画であったり、県と、それから県都鹿児島市と見詰める方向が少し、歩調が一緒に歩めていないような印象も受けるのですが、そのあたりは市長としていかがですか。

市長 そうですね、鹿児島市と鹿児島県、県市意見交換会等を通じて、常に連絡等をとり、また連携をしながらいろんな施策に取り組んできています。今回も、上海問題については県の事業ですので、それは私どものほうには全く報告はありませんでしたが、体育館等については、5月28日に口頭で正式な通達がありましたが、そういう連絡があって、その後、さまざまな形で、どういう形でこのまちを、ウオーターフロント地域をどういうまちづくりにしていくかということは、密接に連携をして取り組まなければならない課題だと思っています。また、私どももしっかりと県のほうに、鹿児島市の大きな方向性を決める重大な事案というものについては、しっかりと連絡、また報告をしていただきたいということは申し入れたいと思っています。

記者 何となく振り回されている感もしなくもないのですが、そのあたりはどうなのですか。

市長 そうですね、振り回されているというとちょっと誤解があるかもしれませんが、やはり、県は県としてこの鹿児島の北部地域の、市内北部地域の活性化、回遊性、にぎわい創出ということを考え、今回提案をされたと思っていますので、その思いというものは鹿児島市と一致をしていますので、その点については全くそういう思いはしていません。

記者 ありがとうございます。

質疑応答要旨:県職員等の上海派遣研修計画について

記者 先ほど上海線の関係で取材をしていると、大体多くの県民が反対という声がよく聞こえてきて、県職員などを全額公費で派遣するというのは税金の使い方としておかしいのではないかという意見がありますが、それに対しては何か見解はありますか。

市長 そうですね、それはもう研修のやり方だと思います。鹿児島市も研修として、1年間に今、海外には2人程度、各都市の行政システム等を勉強していただくために派遣をしていますが、それが人数が300人とか一斉にとかそういう大きな人数になったことによって、今回、市民の皆様とか県民の皆様に少し疑問を呈されたのではないかなと思っています。それはやはりやり方の方法だと思っていますので、それは県のほうでそういう支給の仕方が妥当だというお考えのもとで実施をされたと思っています。

記者 何か今のやり方だと結構大きな疑問が県民からも、市民からも聞こえるのですが、それについては市長自身のほうから。

市長 前々から申し上げていますが、市民・県民の皆様の意見、またご意向等にしても踏まえて、そしてまたしっかりと説明していただき、そしてまた市民・県民の賛同が得られるべき、そういう動きもしてほしいと思います。今回、県知事が1回議案を提案をしていたものを白紙撤回されて、そしてまた新たに提案をされる。きょう県議会のほうで論議をされるというふうに聞いていますが、やはり、そのことを踏まえると、県民・市民の皆様方のご意見、これだけの大きな問題提起をされたということで、そういうことを踏まえた県側の対応ではないかなと思います。

記者 森市長は双方向の交流が路線維持のためには必要だということを強調されていましたが、そういう意味においては、今回の県が進めているこの事業というのはどのようにごらんになっていますか。

市長 そうですね。今回は、県のお話によりますと、緊急的な対応だということで、これは一過性のものに終わらすことなので、ということでこの問題が解決するわけではありませんので、鹿児島から上海に行く、そういう手だてもしていかなければならないのはもちろんですが、中国からまた鹿児島にお越しになられる、そういう対応というのも必要だと思います。あくまでも今回は、いろいろ皆様方の報道等から知る限りにおいては、緊急的なものだということをお伺いしています。そのことを踏まえて、またしっかりと対策を練っていただいて、これは県だけでなく、先ほども申し上げましたが、我々鹿児島市を含めた各自治体、また、経済団体を含めた各団体もそのことを十分念頭に置いて対応していかなければならないと思っています。

記者 鹿児島市が今回の上海線問題で県を見習って市の職員を公費で派遣することというのは、どうなのでしょうか。

市長 今のところは考えておりません。しかし、今後、先ほども言いましたように、経済団体が1,000人ということで派遣をされるということをお伺いしました。職員を相当多くということは今のところは考えておりません。逆に、そういう維持をしていくためには、民間の方々にある程度、市として手伝いをするという意味で対策を立てることはできるのではないかと思っていますが、市の職員を今の現時点で派遣するということは、まだ考えていません。

記者 それは、市民の理解が得られないというふうに認識してよろしいでしょうか。

市長 それも1つですね。やはりこれだけの、いろいろと話題を投げていますし、また、それぞれの意見がありますので、それらをしっかりと分析、また検討すべき課題だと思います。今回、一つ県のほうで一石を投じられましたが、それは検証すべき課題だと思います。

記者 緊急的に、例えば50人なり100人、少ない人数を派遣することも現段階では考えていないと。

市長 そうですね、例えば、県のほうで、これはまた架空の話ですが、何人かを行政として対応してくださいという、県内の自治体も含めてですね、そういう要請だったら、その時点でまた考えなければいけないと思いますが、鹿児島市独自で今、職員を何十人単位ということは、今のところは考えていません。

記者 市民の批判も来るでしょうし。

市長 来る、来ない、というのはわかりませんが、これまでの経緯はやっぱり検証しなきゃならないと思います。でも、先ほど言いましたように、本当に大事な路線ですので、この存続についてはしっかりと取り組みを進めていかないとならないことは、私も十分認識をしています。

記者 一石を投じたということは、森市長としては、今回の県のこの事業について、一定の、ある程度の評価をされているということですか。

市長 1,000人とか300人とかそれを、その方々を派遣するということの評価ではなくて、ここの上海路線を維持しなければならないという、そういう大変重要な課題を市民・県民に投げかけたと、そのことが一石を投じた。今までは、上海線というのは大事ですと、こういう路線がありますよ、ということを皆さん知っておられると思いますが、なかなかそれが搭乗率に結びついていかないという現状がありまして、そのことで、もしこのままの状況でいきますと、これが廃線になると、そういう危機感もあったと、そういう状況を市民、県民に知らせたと、そういうことについては一石を投じたと思います。

記者 細かいニュアンスの確認なのですが、一石を投じたことは評価しているけど、市民の理解を得られるかどうかは疑問だと、いうことでよろしいですか。

市長 1,000人、300人というのはですね。それは、今日、県議会のほうでまたしっかりと論議をされていくでしょう。

記者 職員の派遣というよりも、民間の支援を今後検討する、民間の方に行ってもらうような支援を今後検討するという。

市長 それは1つの、今、私がお話ししただけであり、どういう形でできるかというのは今後、検討しなければならないと思います。民間の方々を含めて、どういう形でこの搭乗率向上に向けた対応ができるかということを検討していかな(ければならない)

記者 今回、悪い言葉で言えば、議会中であるにもかかわらず、県知事が雲隠れ、こういうことが市長としてもあり得るのかという点と、また行政のトップとしてのあり方ということに、一言お願いします。

市長 これも報道等の状況から知るところによりますと、知事は、議長に対してこの期間出張するということをしっかりとお伝えをして出張されているということで、全く責任回避にはならないと思います。そしてまた、今回、重要案件ではありましたが、知事もしっかりと指示も東京からされていたようですので、それについては当たらないと思います。

記者 上海派遣なのですが、上海路線の重要性だとか、それは疑問を呈せる人は少ないとは思うのですが、職員1,000人だとか、民間300人だとか、それを派遣することが搭乗率の向上につながると思いますか。

市長 それだけ行くということは、それは県の職員であろうと、民間の方であろうと、それだけ搭乗していただけるわけですから、それについては、やはりそれが継続的にそういう形で搭乗していただければつながっていくのではないかと思います。これが先ほど言いましたように、一過性、ただ単に今年だけだとなると、また次の年が同じような危機に陥るというふうに思います。そういう意味では、今回のいろいろな論議を踏まえて、この路線の継続についてしっかりと皆さん方が意思を統一して頑張っていかなければならないと、そういう思いはしています。

記者 予算の、この上海線の提案の仕方なのですが、結果として議会がすごい紛糾して、県知事も予算案をもう1回再提案するということですが、提案の仕方についての何か評価というか。

市長 やはりこれは、私どもも行政側として、いろいろと議案を練って、そしてまた、議会に提案をし、議会はそれを真摯に議論をして、そしてそれを最終的に議了するかしないかということは議決をするわけですので、それはお互いの権能をしっかりと踏まえた対応をしていくと思います。だから、県知事として1,000人を派遣するということで今回の搭乗率向上につながるという思いを議案として提出をされ、議会としてはそれについて県民、市民、また、多くの方々のご意見等を踏まえながら、最終的には政策判断として議会の、市としてどういう形でそれを議決するかということを今、論議をされていると思います。

質疑応答要旨:県の総合体育館の新設計画について

記者 体育館のことでお聞きしたいのですが、昨日、議会は閉会して、意見書も可決されましたが、県に体育館の建設というのは、市民とあと鹿児島市との合意形成のもとで進めてほしいという意見書を県に提出ということですが、具体的にはどのような形で合意形成を今後図っていくのですか。例えば、新たな担当者同士で専門家部会をつくるとか、何か、どういった形で合意形成をしていくのかと思って。その点について。

市長 昨日の最終本会議で市議会の意思として、今後、合意形成のもとで対応してほしいという意見書が出されました。この合意形成については、本市としてもどういう形でやるかということは、今後、県とずっと詰めていかなければならないと思いますし、今回の本会議でも私も申し上げましたが、これは、市民、県民の皆様からのさまざまなご意見もありますし、また、クリアすべき多くの課題があると思いますので、密接に連携をとりながら、また、情報交換をしながら対応していかなければならないと思います。今、体育館ということだけで話が進んでいますが、私どもが最初報告を受けたときには、体育館だけでなく、体育館等を含めたにぎわい創出や回遊性のあるそういう施設をつくるということをお聞きしていますので、体育館だけがひとり歩きしているような感じがしますが、鹿児島市としては、これまでドルフィンポートが担ってきた役割をしっかりとその施設、また施設周辺の整備等によって担っていただく、そういうことをやはり、今後県のほうにもしっかりとお伝えしていかなければと思います。

質疑応答要旨:路面電車観光路線について

記者 今、何か予算規模が大体200億ぐらいで、店舗スポットであったり、商業施設を併設した総合的な体育館だと。徐々にある程度ビジョンが見えてきたのかなと思うのですが、集客力もドルフィンポートよりも断然多いというふうに県は言っているのですが、そのあたり、市電の延伸について前向きに。

市長 そうですね。まだ県からは、そういう総体的な構想等については、アバウトなのは、そういうので伝わってきていますが、詳細なものについては全く示されておりません。今後しっかりとしたウオーターフロント地域の活性化に向けたそういう事業としての役割を担う施設のことが明らかになった時点で、我々としても市電延伸を含めて、鹿児島市が今まで携わってきたいろいろな施策に大変関わりあいがありますので、それとの整合性とか、それらのまた突き合わせをしながら県とも十分に協議をしていかなければならないと思います。

記者 本当だったら、この6月中に市民も交えて委員会を新たに設置して具体的に話を進めていくということだったのですが、それも一時、今、凍結という形ですか。

市長 そうですね、全くこれまで協議をしてきていた状況と異なってくる、そういう環境になりましたので、これは今のところ検討委員会ということはもう開いても、逆にどういうことで論議をしていいかわからないと思いますので、これは凍結という状況です。

記者 となると、スケジュールがちょっと遅れてくるのではないかと思うのですが。任期中に。

市長 そうですね、私は、3期目の任期中にこれをしっかりと踏まえて完成をさせたいという思いがありましたが、今回のウオーターフロント地域の状況が変わるということでその辺がどういう影響が出るかということについても言及していければ、と思います。

記者 市電延伸については、断念したというわけではないのですよね、続けていくという意思はもちろん。

市長 そうですね。これは私自身もこのウオーターフロント地域に回遊性、にぎわい創出、そしてまた、観光客の方々にこのすばらしい景観を含めた鹿児島の魅力を体感をしていただきたいという思いでこの市電延伸をしたいということの思いで皆さんにお約束をしていますので、状況等がいろいろ変わってきますが、その思いについては変わらないところです。

記者 あと県知事のほうから、海沿いの、今、緑の緑地があるあの辺の海沿いにルートをつくったらどうだ、という話も少し出ているのですが、それについては市長のほうには話が来ているのかと、それについてどう思われているか。

市長 正式には来ていません。多分県知事の頭の中でこういう構想であるということで考えられたのではないかと思います。それはやはり、県知事自身がその路線を決めるのではなくて、それは検討委員会というものをつくろうと、今していますので、その中で、国なり、また県なり、また公安委員会とか交通関係の方々、そういう方々を集めた委員会等をつくろうとしていましたので、そういう方々の意見も聞いて、やはりこれは県と市だけでただ単に決めていいという事業ではないと思いますので、そういう知事からの提案も1つの検討材料にはなるかもしれませんが、ウオーターフロント地域の環境がしっかりとどういうものができるということが明らかになった時点で我々としてもまた検討していかなければならないと思います。

記者 県によると、国の補助金の関係でドルフィンポートのところを都市公園として体育館を整備したいというお話で、都市公園にするには鹿児島市の都市計画審議会での決定が必要だということらしいのですが、その辺の手続は特に問題ないと考えですか。

市長 問題ないというよりも、都市計画審議会でそれは論議されるということですが、県が先ほどからお話ししますように、どういう形でどのくらいの地域をそういう形でするかということで、それはまた都市公園になるかならないかということが決定されると思います。まだ全然その地図というか、あらましが見えてきていませんので、それは手続上、都市計画審議会にかけて、そこで決定するべきだと思います。

記者 県のほうから特に何か要請が来ているわけでもない。

市長 ないです。

(記者会見終了)

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