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更新日:2024年11月11日
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鹿児島市庁舎本館の敷地は大蔵省鹿児島地方専売局山下町分工場の跡地になります。
これは、昭和3(1928)年6月16日付、当時の鹿児島地方専売局長から市長宛に届いた「土地交換の件」についての書状です。
専売局から工場移転拡張計画への協力要請を受け、市は工場移転先の土地(上荒田)を専売局に提供し、山下町分工場敷地と交換することになりました。
交換し取得した山下分工場跡地は市街地として開発する予定でしたが、そのままになっていたもので、市庁舎建築にあたりこの場所が選定され、昭和12(1937)年に新庁舎が竣工しました。
歴史的公文書「専売局跡に関する書類」(昭和3年~16年)は土地交換の件に関して専売局からの依頼文書、市の負担額の計算資料、償還に関する文書等が綴られています。
土地交換に関する件(昭和3年6月16日)「専売局跡に関する書類」(昭和3年~16年)
土地交換に関して専売局側の条件が記されています。
土地交換に関する件 別紙図面(部分)「専売局跡に関する書類」(昭和3年~16年)
黒く塗られている場所が市が専売局に提供した上荒田の土地です。平成17(2005)年JT(日本たばこ産業(株))鹿児島工場閉鎖後、市が購入し、現在は市立病院・交通局の敷地になっています。
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