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更新日:2024年3月4日

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『子どもの安全すくすくメール』

子どもの安全対策委員会では、全取組団体に対して、子どもの事故・けがに関する情報を『子どもの安全すくすくメール』と題して配信しています。

令和5年度

3月~食事中の食べ物での窒息に気をつけましょう~

先日、福岡県で給食中の小学1年生の児童がうずらの卵をのどに詰まらせて亡くなるという痛ましい事故が起こりました。
小学生になっても、起きうる子どもの食べ物による窒息事故。ご家庭での食事の際にも子どもには、食べ物を小さく切る、噛み切りにくい食材は与えないようにする等、注意を払いましょう。
<注意ポイント>
・パン、カステラ、こんにゃく、キノコ類、海藻類、ゆで卵、肉などは、1cm大程度まで小さくして与えましょう。
・球形の食品(プチトマト、ブドウなどの果物、飴、チーズ、うずらの卵など)は、吸い込みにより窒息の原因となります。4等分にして、ブドウなどの皮は除去してから与えましょう。
・いか、エビ、貝など噛みきりにくい食材は0、1歳児には与えないようにしましょう。気管・気管支に入りやすい豆・ナッツ類は、5歳以下のこどもには食べさせないようにしましょう。
・食品を口に入れたまま遊んだり、話したり、寝転んだりさせないようにしましょう。また、泣いているこどもをあやそうとして、食品を食べさせるのはやめましょう。
(参考)こども家庭庁HP「こどもの事故防止ハンドブックについて」(外部サイトへリンク)

2月~家電によるやけどに注意しましょう~

家電の中には稼働の際、高温の蒸気が出るものがあります。日常的に使用するものとしては、電気炊飯器、電気ポット、電気ケトル、加湿器(スチーム式)などがあります。もし、これらから出る高温の蒸気に触れてしまった場合、やけどを負う可能性が高く、大変危険です。特に乳幼児は、大人より皮膚が薄いため、蒸気に数秒触れただけで、やけどを負うおそれがあります。
冬は乾燥の季節のため、まだまだ加湿器を使う機会が多いでしょう。蒸気に興味を示す子どもは多く、触ってやけどを負ったり、加湿器が倒れてこぼれたお湯でやけどを負ったという事例もあるようです。家電を蒸気が触れることがない位置に設置するなど、十分に注意しましょう。

(参考)独立行政法人国民生活センターHP「子どもの事故」(外部サイトへリンク)

1月~冬に流行する子どもの感染症に注意しましょう~

冬になると感染症が流行しやすく、幼稚園や保育園、小学校などで感染症が流行することも多く、感染のリスクが高まります。
また、1つの感染症が治ってもほかの感染症に立て続けに感染することもあります。
冬に感染症が流行しやすくなる理由は、気温と湿度の低下によりウイルスの活動が活発化するためです。ウイルスは低温(15℃以下)で低湿度(40%以下)の環境を好みます。また、気温の変化に子どもの体がついていけなくなることも、感染しやすくなる理由の一つです。寒さと空気の乾燥により免疫力が低下し、ウイルスが侵入しやすくなります。

冬に流行する主な子どもの感染症
(1)インフルエンザ(2)RSウイルス感染症(3)感染性胃腸炎(ウイルス性胃腸炎)
(4)乳幼児嘔吐下痢症(5)溶連菌感染症(6)マイコプラズマ感染症
(7)水痘(水ぼうそう)(8)流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)

飛沫感染や接触感染で広がるため、手洗いうがいや咳エチケットは感染予防が期待できます。また、ワクチン接種は重症化の抑制につながります。子どもの健康を守るためにも、冬は体調管理や予防が大切です。
子どもの体調不良時に慌てずに対処できるように、潜伏期間や主な症状について理解を深めておきましょう。

12月~餅による窒息、大掃除中のけが・誤飲、帰省時の子どものやけど~

年末年始には、餅による窒息事故、大掃除中の転落事故、帰省先での子どものやけどなど、この時期に特有の事故が発生することがあります。
以下の点に注意して、年末年始を安全に過ごしましょう。
(1)餅による窒息事故を防ぎましょう!
・食べやすい大きさにしたうえで、急いで飲み込まず口の中でよく噛んで食べましょう。
・高齢者や乳幼児が餅を食べる際は周りの方も食事の様子に注意を払い見守りましょう。
(2)大掃除中の転落・誤飲等の事故を防ぎましょう!
・脚立等は安定した場所に設置し、正しく使用するとともに、バランスの悪い場所等での掃除では無理をしないようにしましょう。
・洗剤などの取扱説明、注意表示をよく確認し、正しく使用しましょう。
・掃除中も子どもの手の届くところに誤飲すると危険なものを置かないようにしましょう。
(3)帰省先等のストーブ等による子どものやけど事故を防ぎましょう!
・帰省先等で使用しているストーブ等の危険性をよく認識し、子どもが近づいたり、触ったりしないように注意しましょう。
(4)事故防止のために大掃除や帰省を機に家庭内を点検してみましょう!
・リコール対象製品がないか確認してみましょう。
・経年劣化による不具合や電池切れなどがないか確認してみましょう。
・転倒しやすい家具等がないか確認し、転倒防止対策を行いましょう。

(参考)消費者庁HP「消費者への注意喚起」(外部サイトへリンク)

11月~就寝時の窒息事故に注意しましょう~

寒さが本格化する季節。暖かい布団や毛布が恋しい季節です。でもふかふかの布団やマットでは思わぬ事故も起きています。
・低反発マットに寝かせて家事のため目を離していたところ、寝返りして、顔が完全に埋もれて、顔も唇も真っ青になっていた。
・授乳後、ゲップをさせるため、肩に子どもの頭を乗せたまま眠ってしまった。目を離すと、布団と毛布の上で、子どもがうつ伏せになっていて顔色が悪く目がうつろだった。
(医療機関から消費者庁に寄せられた事案)
冬用の寝具への衣替えに当たり、子どもの就寝時の窒息事故防止のために、次の事に気を
つけましょう。
・もしも、うつ伏せになっても、顔が寝具に埋もれないよう、敷布団やマットレスなどの寝具は硬めの物を使用しましょう。
・掛け布団は、子どもが払いのけられるくらい軽いものを選び、顔に被らないようにしましょう。
・寝ている子どもの顔の近くに、ぬいぐるみや、首に巻き付きそうなひも状の物、タオルなどは置かない様にしましょう。
・寝かしつけながら大人が意図せずに寝込んでしまう、同じ寝具で寝ている際に、大人の腕などで子どもを圧迫してしまわないよう、できるだけ、ベビーベッド等で寝かせましょう。
・SIDS(乳幼児突然死症候群)の予防のために、寝かせる時は仰向けに寝かせましょう。

10月~ペダルなし二輪遊具の坂道での事故にご注意ください~

暑さも落ち着き、過ごしやすい季節になってきました。子どもと一緒に公園などで遊ぶ機会も増えているのではないでしょうか。今月は、ペダルなし二輪遊具について注意すべきポイントをご紹介します。
ペダルなし遊具では以下のような事故が発生しています。
・「公園の蛇行した下り坂を子どもがペダルなし二輪遊具で走行していたところ、スピードがでてしまい保護者が追いつけず子どもを見失ってしまい、発見したときには子どもが重傷を負っていた。」
・「保護者の隣で下り坂をペダルなし二輪遊具で走行中、勢い余って1回転する形で転倒し、頭と左肩を地面にぶつけた。」
坂道では思いのほかスピードが出るため、衝突や転倒した際に大きなケガにつながる可能性があり危険です。子どもをペダルなし二輪遊具で乗せる際には以下の点に注意しましょう。
・坂道や障害物があるなど危険な場所をあらかじめ子どもと一緒に確認する。
・危険な場所では、ペダルなし二輪遊具で絶対に走行しないように約束する。
・必ず保護者が付き添い、子どもだけで遊ばせない。
公園や広場などの安全に遊べる場所までは保護者が運び、子どもにはヘルメットやプロテクターなどを必ず着用させ、ケガのないように楽しく遊ばせましょう。

(参考)消費者庁HP「ペダルなし二輪遊具―坂道での事故に注意!」(外部サイトへリンク)

9月~子どものこころと向き合う~

子どもたちのこころは、成長とともに大きく揺れ動くことがあります。ときには気持ちが不安定に見えたりすることもあるでしょう。子どもの様子が気になるとき、まずは子どもの気持ちや状態を聞くことからスタートしましょう。

(1)まずは話を聞いてみる。話してくれなくても、諦めず、「いつでも聞くからね」と伝え、話し
てくれるのを待つ。
(2)子どもが話をしてくれたら、聞き役に徹し、自分の考えや意見はちょっと脇に置いて、子ども
の気持ちに寄り添いましょう。子どもは自分の気持ちを理解してくれる相手には信頼してここ
ろを開いてくれるはずです。
(3)「話してくれてありがとう」という姿勢で聞く。自分の弱い部分や不安について話すのはスト
レスがかかります。話してくれた時には、ありがとうの気持ちを伝えましょう。

(参考)厚生労働省HP「こころもメンテしよう」~ご家族・教職員の皆さんへ~(外部サイトへリンク)

8月~花火による子どものやけどに注意しましょう~

夏の風物詩の一つである花火ですが、子どもが花火で遊んでいる際にやけどを負ったという事故情報が医療機関ネットワークに多く寄せられています。
2018年度から2022年度までの5年間で、60件寄せられており、事故に遭った被害者の半数以上は1~3歳児でした。
【主な事例】
・花火で遊んでいる最中に花火の火を掴もうとして受傷。
・左足の靴に火の粉がうつり、燃えていた。
・花火を捨てる前に先端を握ってしまった。
【花火で遊ぶ前にチェック!】
・裾の広がった服装や肌の露出が多い服装、履物は注意する。
・風下に立たない、風が強い日は遊ばない。
・やけどを負った場合に備え、水を準備する。
・着衣に着火した場合の対処法「ストップ・ドロップ・アンド・ロール」
3歳以下の子どもに花火を持たせることは避け、距離を置いてみせるなどして花火を楽しみましょう。

(参考)独立行政法人国民生活センターホームページ(外部サイトへリンク)

7月~熱中症を防ぎましょう~

熱中症を防ぐためには、それぞれの場所に応じた対策を取ることが重要です。
【暑さを避ける、身を守る】
〇室内では、
・扇風機やエアコンで温度を調節
・遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用
・室温をこまめに確認
〇屋外では、
・日傘や帽子の着用
・日陰の利用、こまめな休憩
・天気のよい日は、日中の外出をできるだけ控える
〇からだの蓄熱を避けるために
・通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する
・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす
【こまめに水分を補給する】
室内でも、屋外でも、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分・塩分、スポーツドリンクなどを補給しましょう。
(参考)厚生労働省HP「熱中症予防のための情報・資料サイト」(外部サイトへリンク)

6月~誤嚥・窒息事故の発生防止のために~

誤嚥や窒息による事故を減らすために以下の点に注意しましょう。
(1)ゆっくり落ち着いて正しく座って食べる。
(2)子どもの口に合った量で与え、飲み込んだことを確認。口の中に残っていないか注意。
(3)食事中は汁物などの水分を適切に与える。
また誤嚥や窒息を引き起こす可能性のある食べ物は調理法に気をつけましょう。
○ミニトマトやウズラの卵はカットして。
○ぶどうはカットするだけでなく皮にも注意。
○ソーセージは縦半分に切って提供。
○パンやイモ類・ご飯は、水分でのどを潤してから提供。詰め込みすぎないよう見守る。
家庭で枝豆を5~6粒頬張ったあと、激しく咳き込み始め救急受診。気管支内に入っており、全身麻酔で取り除いた例も。口に入れたまま走ったり笑ったり、声を出したりすると不意に吸い込んでしまう危険がある事を認識しましょう。

(参考)消費者庁HP「食品による子どもの窒息・誤嚥(ごえん)事故に注意!」(外部サイトへリンク)

5月~遊具での事故に気を付けましょう~

今月2日に、埼玉県の保育園に通う3歳の男児が園内の遊具のロープを首に巻きつかせ、意識不明になるという事故がおきました。消費者庁の調査によると、5月は年間で一番遊具による子どもの事故が多い月となっています。遊具の中には高さがあるものや、ロープ等事故につながりやすいものもあるため、事故を防止するため、以下の点に注意しましょう。
・施設や遊具の対象年齢を守る。
・6歳以下の幼児が遊具で遊ぶ際には保護者が付き添う。
・遊具ごとの正しい遊び方を子どもに教え、危険な遊び方をさせないようにする。
・ひもやフード付きの服、水筒やかばんなどについているひもやベルトなどが遊具にひっかかったりすることによる窒息に注意する。
もし遊具の不具合や破損など危険な箇所を見つけたら、利用を控え、管理者に連絡しましょう。利用者からの連絡により、管理者が迅速に修理等に対応することができ、より安心な環境作りにつながります。

4月~知ってほしい「ヤングケアラー」のこと~

今月は、市民の皆さまに是非知って頂きたいヤングケアラーのことをお知らせします。
ヤングケアラーとは本来大人が担うと想定されているような家事や家族の世話などを日常的に行っているこどものことです。具体的には障害や病気のある家族に代わり、買い物・料理・洗濯などの家事をしていたり、幼いきょうだいの世話をしたり、家族の感情面のサポートをしていることなどが当てはまります。大切な家族の手助けをすることはごく普通のことだと思われるかもしれませんが、学校生活に影響が出たり、こころやからだに不調を感じるほどの重い負担がかかっている場合は少し注意が必要です。地域や学校などで気になるこどもや家庭、悩みを抱えている方に気づいた際は相談窓口をご案内下さい。【問い合わせ先】ヤングケアラー相談:099-807-0306(受付時間:月曜~金曜9時15分~16時)

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電話番号:099-216-1514

ファクス:099-803-7628

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