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ホーム > 暮らし > 防災・消防・安心安全 > 防災・危機管理 > かごしま市防災リーフレット~“知識”と“備え”で高まる防災力~

更新日:2025年6月1日

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かごしま市防リーフレット“知識”“備え”で高まる防災力~

いつ、どこで起きるか分からない災害。いざというときに適切な行動をとるには、正しい知識と日頃の備えが重要です。

「住んでいる場所の災害リスク」「避難が必要なタイミング」「避難する場所」「家に備えておくもの」などを、

家族構成などに応じてあらかじめ把握しておきましょう。

令和7年6月発行防災リーフレット(PDF:4,224KB)

(注)防災リーフレットは、市民のひろば6月号の中面(9から12面)として全戸配布しています。

災害への備えは“知る”から始まる~避難情報や気象情報などの入手方法~

まずは、正しい情報を知ることから。日頃から主な防災情報の入手方法を把握しておきましょう。

主な防災情報の入手方法

テレビ・ラジオ

テレビのリモコンの「d」ボタンを押すと「データ放送」の画面になり、気象情報をはじめ河川の水位などいろいろな情報を取得できます。

鹿児島市公式LINEアカウント

事前に友だち登録したLINEのトーク画面に、避難指示等や避難所の開設などの緊急情報を通知します。(登録無料)

鹿児島市公式LINEの登録方法については「欲しい市役所の情報をあなたのそばに届けます~鹿児島市LINE公式アカウントLINE」で確認をすることができます。

気象庁ホームページ「キキクル(危険度分布)」

土砂や洪水など雨による災害の危険度が地図上に5段階で色分けされ、リアルタイムで確認できます。

安心ネットワーク119

事前登録したメールアドレスに、災害情報や避難指示等、避難所の開設などをメールで配信します。(登録無料)

安心ネットワーク119の登録方法については「安心ネットワーク119」で確認することができます。

民間事業者などによる防災情報通知サービス

登録した地域に発表された気象情報などがプッシュ通知されるサービスを活用し、いざというときの避難の判断などに活かしましょう。

防災行政無線自動電話案内サービス

災害発生時などに防災行政無線で放送した内容を電話で確認することができます。(通話料は利用者負担)

電話:099-222-7222

防災行政無線FAX配信サービス

防災行政無線で放送した内容をファクスで受け取れます。
事前登録はファクスかメールで「住所、氏名(ふりがな)、電話番号、FAX番号」を危機管理課にお送りください。

ファクス:099-226-0748

メール:危機管理課のメールアドレス

(注)迷惑メール対策のため、メールアドレスを画像で掲載しています。

ハザードマップで身近な場所の災害リスクを確認~ハザードマップの見方~

「かごしまiマップ」「防災ガイドマップ」で、自宅や避難経路などにどのようなリスクがあるか、確認しておきましょう。

ハザードマップの見方

(注)防災ガイドマップは、令和3年6月に全戸配布

(注)ハザードマップは、あくまでも特定の想定に基づく被害予測です。想定を上回る被害になる危険性が常にあることを理解しましょう。

鹿児島市地図情報システム「かごしまiマップ」

市全域の洪水浸水想定区域や土砂災害(特別)警戒区域、指定緊急避難場所などの最新情報を確認できます。

鹿児島市地図情報システム「かごしまiマップ」

避難のタイミングを逃さない~避難情報のポイント~

災害が発生または発生するおそれがあるとき、市は気象情報などを基に避難指示などを発令し、避難が必要なタイミングをお伝えします。

各段階で取るべき行動を確認しておきましょう。

(注)自宅・職場・学校など、今いる場所が安全なときは避難する必要はありません。

避難情報のポイント

令和7年6月から、より早く発令内容をお知らせできるよう、防災行政無線のサイレンを短くしました。

3秒間のサイレンを1回から3回繰り返します。

逃げる場所は事前に決めておく~指定緊急避難場所(兼指定避難所)一覧~

鹿児島市では、小学校など227カ所の施設を避難場所(避難所)として指定しています。あらかじめ避難する可能性がある場所を確認しておきましょう。

また、安全な場所に住んでいる親戚や知人宅に避難する方法もあります。事前に避難について相談しておきましょう。

指定緊急避難所(兼指定避難所)一覧(JPG:2,119KB)

指定避難所兼避難場所について、詳しくは「指定緊急避難場所・指定避難所・地震時の退避場所・津波避難ビル」をご覧ください。

各避難所の開設状況は、市ホームページ(開設時に緊急情報として掲載)や避難所混雑状況情報提供システム「VACAN(バカン)でも確認できます。

(注)VACANは混雑状況も確認することができます。

発令前に自主避難するときには事前に鹿児島市役所代表(099-224-1111)か地域福祉課(099-216-1244)、各支所福祉課・保健福祉課にご連絡ください。

(注)夜間(17時15分から翌8時30分)と土・日曜日、祝日は鹿児島市役所代表(099-224-1111)にご連絡ください。

指定緊急避難場所(兼指定避難所)一覧の見方

「○」…避難できる施設

「△」…洪水時に浸水のおそれがあるが、同一敷地内に垂直避難できる場所がある施設(小・中学校の校舎など)

「×」…避難できない施設

(注)学校の避難場所は、原則、屋内運動場(体育館)です(状況に応じて校舎の上層階を活用)。

(注)「車いすマーク」がついている避難場所は、障害者用トイレあり

(注)「和」がついている避難場所は、畳スペースあり

「早」…「線状降水帯による大雨の半日程度前からの呼びかけ」に伴い、早めに開設する避難所

「❶」…災害時に優先的に開設する第一開設の避難場所

「(2)」…第一開設の避難場所のみでは避難者を収容しきれないときなどに開設する第二開設の避難場所

早期開設避難所の設置(令和7年6月から)~線状降水帯の発生が予測されるときは、早めに避難!~

令和6年5月から、「線状降水帯による大雨の半日程度前からの呼びかけ」が県単位で予測・発表されるようになりました(例:鹿児島県(奄美地方を除く))。

これに伴い、鹿児島市では雨が強まる半日程度前(従来より早いタイミング)から高齢者等避難を発令しています。

令和7年6月から、早いタイミングでの高齢者等避難に合わせて開設する「早期開設避難所」(47カ所)の運用を開始します。

(注)早期開設避難所は、上記一覧表の「早」と下記表の指定福祉避難所のとおり。

(注)早期開設避難所は、「線状降水帯による大雨の半日程度前からの呼びかけ」に伴う高齢者等避難が発令されたときのみ運用します。

指定福祉避難所の開設(令和7年6月から)~要支援者やその家族が安心して避難できるように~

指定福祉避難所は、要介護3以上の人や身体障害者手帳1・2級を所持する人など、避難所生活に特別な配慮が必要な要支援者(家族などを含む)のための避難所です。

指定福祉避難所は、医療や介護などのサービスを提供するものではありません。身の回りのことは本人や家族、支援者などで対応してください。

避難行動要支援者と家族や支援者以外の人は、利用できません。その他の一般の避難所をご利用ください。

指定福祉避難所一覧
地域 指定福祉避難所名
中央 福祉コミュニティセンター(指定避難所を兼ねる)
知的障害者福祉センター(ふれあい館)
心身障害者総合福祉センター(ゆうあい館)
オアシスケアウェルネスセンター与次郎(高齢者福祉センター与次郎)
谷山 オアシスケアウェルネスセンター谷山(高齢者福祉センター谷山)
伊敷 オアシスケアウェルネスセンター伊敷(高齢者福祉センター伊敷)
吉野 オアシスケアウェルネスセンター吉野(高齢者福祉センター吉野)
吉田 吉田福祉センター(指定避難所を兼ねる)
桜島 桜島地区保健センター
オアシスケアウェルネスセンター東桜島(高齢者福祉センター東桜島)
喜入 喜入地区保健センター
松元 松元地区保健センター(指定避難所を兼ねる)
郡山 郡山公民館(指定避難所を兼ねる)

(注)早期開設避難所は、指定緊急避難場所(兼指定避難所)一覧の「早」と下記表の指定福祉避難所のとおり。
(注)早期開設避難所は、「線状降水帯による大雨の半日程度前からの呼びかけ」に伴う高齢者等避難が発令されたときのみ運用します。

利用できる人

避難行動要支援者と、一緒に避難する家族や支援者(避難行動要支援者に該当する人)
(1)要介護3以上の判定を受けている人
(2)身体障害者手帳1級・2級を持つ人
(3)療育手帳A1・A2を持つ人
(4)精神障害者保健福祉手帳1級を持つ人
(5)市の障害福祉サービスを受けている難病患者など
(6)上記(1)から(5)以外で、市長が避難支援などの必要性を認めた人

指定福祉避難所の特徴

  • バリアフリー、障害者用トイレ整備
  • 障害者などとその他の避難者の避難スペースを分離
  • 公共の福祉施設など、なじみのある施設への避難
  • 保健師による巡回(避難が長期化した場合など)

開設のタイミング

高齢者等避難など避難情報を発令したタイミングで、発令した地域ごとに開設します。

災害時に避難の手助けを

避難行動要支援者避難支援事業(JPG:568KB)

鹿児島市では、災害時に避難の手助けが必要な人(避難行動要支援者)が、地域の助け合いで避難の支援を受けられるようにするため、

支援に必要となる情報(名簿や個別の避難計画)を、本人の同意を得た上で町内会や民生委員、消防、警察などの関係者で共有する取り組みを行っています。

この制度は、地域の安全は地域住民がお互いに助け合いながら守るという「共助」の考え方に基づく地域活動です。

災害に備え、地域のみんなで安心して暮らせるまちを目指しましょう。

(注)平成7年の阪神・淡路大震災のときには、自力で避難することができなかった約35,000人のうち、約8割が家族や近隣の住民によって助けられました。

グラグラっと揺れるその前に~いつ起こってもおかしくない地震への備え~

日本は世界有数の地震大国であり、令和6年は1月の能登半島地震や8月の日向灘地震をはじめ、多くの地震が発生しました。

日頃からできる限りの対策を行いましょう。

地震が起きる前に備える

耐震診断・耐震改修

能登半島地震では、旧耐震基準(昭和56年5月31日以前に建築)で建てたとみられる建物の5割以上が全壊や半壊したといわれています。

特に年数の経過した家屋では自宅の耐震診断を行い、必要に応じて改修を検討しましょう。

耐震診断補助
建築年月日 補助内容
昭和56年5月31日以前 耐震診断・耐震改修費用の一部補助
平成12年5月31日以前 アドバイザーを無料で派遣

問合せ先】建築指導課

電話099-216-1358、ファクス099-216-1389

家具の転倒防止

阪神・淡路大震災でけがをした人のうち、約半数(48.5%)が「家具の転倒」を原因とするものでした。

そのため、家具の転倒防止器具の設置、寝室などの家具を減らす、屋外に避難できるように通路や出入口に物を置かないなど事前の対策を行いましょう。

地震が発生したら

屋内にいるとき

  • 姿勢を低くして机の下などに隠れ、頭を守りましょう。
  • ガラスや壁から離れましょう。
  • あわてて外へ飛び出さないようにしましょう。
  • 揺れが収まったら火元を確認しましょう。

3つの安全確保行動

【提供:効果的な防災訓練と防災啓発提唱会議】

屋外にいるとき

  • 看板や塀などから離れましょう。
  • 崩れる危険があるため、崖や傾斜から離れましょう。
  • 海や川の近くにいるときは津波の危険があるため、すぐにその場を離れて高いところへ逃げましょう。

鹿児島市では、沿岸部など標高の低い地域を中心に、津波避難ビル(68カ所)を指定しています。

津波避難ビルについて、詳しくは「津波避難ビルの指定」をご覧ください。

桜島の大規模噴火に備える~大規模噴火でも「犠牲者ゼロ」を目指して~

大正3年1月に起きた大正噴火では、大隅半島に大量の軽石や火山灰が堆積し、土石流が発生するなど深刻な被害がありました。

現在、桜島の地下(姶良カルデラ)には当時と同等量のマグマが蓄積されていると推測され、次の大規模噴火への備えが必要な時期に来ているといわれています。

桜島大規模噴火対策(大量軽石火山灰対策)

大正噴火級の大規模噴火が再び発生すると、鹿児島市では桜島島内はもちろん、東の風(市街地方向への風)が吹いたとき、市街地側でも大量の軽石や火山灰が最大1メートルの高さまで降り積もることが想定され、

ライフラインの途絶や道路の通行不能、軽石や火山灰の除去に長期間かかるおそれがあることから、噴火前の安全な地域への避難が必要です。

鹿児島市では、大規模噴火時における市街地側も含めた市民の避難に関する研究などを行う桜島火山防災研究所の設置、市外への避難計画の策定など、さまざまな火山防災対策を進めています。

詳しくは、「桜島火山対策に関する情報(火山防災トップシティの推進)」をご覧ください。

家庭に備蓄品と非常持出品を~あれば安心、備えておきたいアレコレ~

能登半島地震では、道路寸断による物資輸送(食料や生活用品)の遅れやライフラインへの被害(トイレや洗濯用の生活用水の不足など)が発生しました。

家庭での備蓄も用意し、災害に備えましょう。

(注)大雨や台風など一時的な避難場所として避難所を開設するときは、食料や寝具などの提供はありません。避難のときは食料や水、寝具などの非常持出品も持参してください。

備蓄品(自宅に備えておくもの)

  • 飲料水(1人1日3リットルが目安)
  • 食料
  • カセットコンロ(ガスボンベ)
  • 携帯トイレ(1日5回が目安)
  • 生活用品(ティッシュ、ポリタンク) など

飲料水や食料などは、最低でも3日分、できれば1週間分の備蓄が望ましいといわれています。

非常時持出品(避難するときに持ち出すもの)

  • 衣類・タオル
  • 懐中電灯
  • 携帯ラジオ
  • 救急用品
  • 服用薬
  • レインウェア
  • 電池・モバイルバッテリー
  • 歯ブラシ・歯磨き粉 など

他にも、ミルクや離乳食、おむつ、生理用品など家族構成に合わせた非常持出品を準備しましょう。

よくある質問

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お問い合わせ

危機管理局 危機管理課

〒892-8677 鹿児島市山下町11-1

電話番号:099-216-1213・1513

ファクス:099-226-0748

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