校種別	校数	学校名等
小学校	4	松元小学校（外部サイトへリンク）・東昌小学校（外部サイトへリンク）・春山小学校（外部サイトへリンク）・石谷小学校（外部サイトへリンク）
中学校	1	松元中学校（外部サイトへリンク）
幼稚園	1	松元幼稚園

特色

地産地消の取り組み

松元学校給食センターでは、県内産の野菜を始めとして、特に松元地域で生産されている「なす」や「お茶」を取り入れた給食を提供しています。松元地域は、台地が標高150メートルから200メートルに点在しその特有の寒暖差を活かしたお茶の栽培が古くから盛んで、地元のお茶生産者から良質なお茶（粉茶）を納入いただき献立に取り入れています。また、近年では、有機栽培による粉茶を取り入れて、パンに練りこんだり揚げ物にまぶすなどの献立を提供しています。また、なすの栽培も歴史があり、水田という土壌水分が多いところで栽培されるため、真夏でもみずみずしく柔らかななすが生産されています。「松元なす」の名称で出荷され、なす生産者で作る「松元なす部会」から、採れたての良質ななすを納入いただいています。

お茶畑

なすの花なすの果実

なすの花と果実

生徒献立の提供

松元学校給食センターでは、松元中学校の生徒が家庭科の課題「学校給食の献立を考えよう」で考案した献立を定期的に取り入れて給食を提供しています。また、給食時間の校内放送原稿で献立を考案した生徒のコメントなどを紹介し、食育の拡充に取り組んでいます。

学校訪問

松元学校給食センターでは、学期毎にすべての受配校（園）を訪問し、児童・生徒等の喫食状況や給食の準備から片付けまでの状況の確認、また、給食に対する学校（園）からの要望等をお伺いし、安全で良質な学校給食の提供が出来るように努めています。このほか、1月の全国学校給食週間に学校を訪問して、学校給食の歴史や給食センターの調理風景などスライドで説明しているほか、地元の生産者から提供いただいた桜島大根や人参、ロマネスコ（カリフラワーの一種）、ネギ、キャベツなどの葉物野菜など10種類以上の根付き土付き野菜を持参し、直接野菜に触れてもらって、作物の作り方の大変さや生産農家さんへの感謝の気持ち、また、食べ物の大切さなどを理解するための食育授業を行っています。

令和7年1月の授業の様子

令和6年度は、市青果市場及び市魚類市場とコラボして市場の仕組みや給食センターの一日など、スライドを使って食育授業を行ったほか、授業後に訪問職員が授業クラスで一緒に給食をいただくふれあい給食をすべての小学校で実施しました。また、市魚類市場からは、当日の朝に水揚げされた鮮魚を持参いただき、児童は魚に触れたり特徴などの説明を受けました。中学校では、成長期に必要な栄養素や食品の組合せなどについて食育授業を行いました。

松元小学校（外部サイトへリンク）

松元1 松元2