ホーム > 市政情報 > こんにちは市長です > 市長定例記者会見 > 令和7年度市長定例記者会見 > 令和7年12月23日(火曜日)市長定例記者会見
更新日:2025年12月26日
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記者会見の動画は、鹿児島市動画チャンネル「動画で見る鹿児島市」をご覧ください。

日時:令和7年12月23日(火曜日)10時00分~
場所:鹿児島市役所東別館3階災害対策室
報道提供資料はこちらをご覧ください。
皆さん、おはようございます。
本日が今年最後の定例会見となります。
今年を振り返りますと、急速な人口減少や長引く物価高騰など、市民生活が直面する多くの課題に対応しながら、本市を力強く前に進める決意で臨んだ一年でした。
若い世代、子育て世代をはじめ、全ての方々に「選ばれるまち」を目指し、先を見据えた取り組みを推進する中で、これまでの仕組みや手法を見直すことも行い、市民や事業者の皆さまのご理解をいただきながら、着実に前へ進めることができたものと考えております。
市政記者の皆さま方には、この1年間、市政情報を広く発信・報道していただきましたことに心から感謝を申し上げます。
それでは、本日は4項目について発表いたします。
はじめに、「マニフェストの取り組み状況」について、発表いたします。
2期目の市長就任から、本日でちょうど1年を迎えました。
この1年間、市民の皆さまとお約束をしたマニフェストの実現に向けて、各種取り組みを積極的に展開してきたところでございます。
マニフェストに掲げた全111項目のうち、96項目については、「実施もしくは推進中」となっており、着実に前進しつつあるものと考えております。
「検討もしくは協議中」の項目につきましても、引き続き、早期実施に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
この取組状況につきましては、市ホームページで公表するとともに市政情報コーナーなどでもご覧いただけます。
次に、桜島の大規模噴火に備えた訓練について、ご説明いたします。
桜島や、避難先となる吉野中校区の住民の皆さん、防災関係機関の方々などにご参加いただく桜島火山爆発総合防災訓練を来月10日に実施いたします。
今回は、北東の風による降灰で市街地側避難所への避難ができなくなり、北部の代替避難所へ避難する想定で実施いたします。
代替避難所の訓練は、昨年の南部に続き2回目で、訓練の中では、市街地側への大量降灰時の避難の説明や、吉野中学校の生徒の皆さんへの火山防災教育などを行います。
引き続き、「大規模噴火でも犠牲者ゼロ」を目指した火山防災体制の強化や防災意識の高揚を図ってまいります。
次に、「マグマやきいも電車」など、冬の鹿児島をさらに盛り上げるシティプロモーションについて、ご説明いたします。
毎年、好評を博している、ホクホクの焼き芋を食べながら街を巡る「マグマやきいも電車」をこの冬も運行いたします。
2月7日から計5日間の運行で、定員や料金などはご覧のとおりです。
来月5日まで、参加者を募集いたします。
また、公募で決定した民間事業者の皆さまによるコラボ電車を、全3便、2月13・14・15日の計3日間運行いたします。
クラフトビールやバレンタイン、美活などのユニークなテーマを切り口に鹿児島の食の魅力などをご堪能いただけます。
いずれも1月16日から参加者を募集いたします。
市電沿線を中心とした市内11店舗では、「マグマやきいも電車」の運行に合わせ、「マグマ飯」を展開いたします。
1月23日から、約1カ月にわたり、「桜島」や「マグマ」をイメージした、「赤い・辛い・山盛り」がテーマのオリジナルメニューをお楽しみいただけます。
さらに、アミュランがマグマシティカラーの赤と青に輝く中、アミュプラザ鹿児島の飲食店では、「やきいも」をテーマにしたオリジナルメニューの提供も行います。
市内外の多くの方々に、乗って・食べて、本市の冬の“わくわく”を体感いただき、SNSなどでその魅力を広く発信していただければと思います。
最後に、「西郷隆盛生誕200年・没後150年記念プロジェクト」に関する取り組みについて、ご説明いたします。
令和9年度の西郷隆盛生誕200年・没後150年に向け、来月23日の西郷隆盛の生誕日の機会を捉え、他自治体や民間企業などと連携したイベントを実施いたします。
まず、薩長連携事業の一環として、山口市主催の「薩長乾杯めぐり」スタンプラリーが開催されます。
ご覧の期間、天文館や鹿児島中央駅エリアの16の飲食店で山口県産日本酒を提供し、各店舗を巡る参加者に対して、西郷隆盛も関わった薩長同盟など両市の歴史的なつながりなどをPRいたします。
また、民間主催のイルミネーションイベント「LUMISatsuma2025」と連携し、「西郷どん生誕祭スペシャルステージ」を開催するほか、維新ふるさと館「歴史シンポジウム」では、サンエールかごしまを会場として、西郷隆盛の魅力やゆかりの地に関する講演などを行います。
さらに、かごしま観光PRキャラクター「西郷どん」が市内の幼稚園・保育園を訪問し、クイズや写真撮影などのふれあいを通して、子どもたちと一緒に生誕をお祝いする企画も実施いたします。
今後も他自治体や民間企業などと連携した取り組みを進めるとともに、記念ロゴマークやキャッチコピーの活用などを通して、西郷隆盛生誕200年・没後150年に向けた機運をオール鹿児島で醸成してまいります。
発表項目は以上でございますが、ここで改めて、来年からの開庁時間の変更について市民の皆さんへ、お願いです。
来月5日から、来庁者の受付時間である開庁時間を1時間短縮し、8時45分から16時30分までに変更いたします。
対象施設はご覧のとおりで、窓口対応を含む全ての業務が対象となりますので、ご注意をお願いいたします。
変更により生じる時間を有効に活用し、市民サービスのより一層の向上につとめてまいりますので、市民の皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
本日は以上でございます。報道のご協力をよろしくお願いいたします。
(記者)111項目中、96項目で実施・推進中ということですが、ご自身の評価、自己採点はいかがですか。
(市長)マニフェストにつきましては、最終的には市民の皆様に採点をいただくものと考えておりますが、1年目として、まずはおおむね着手することができたものと考えております。
(記者)実施・推進中の実施というのは、完了したという意味でしょうか。実施と推進中を一緒にくっつけて項目に挙げているので、分け方はどういう形になっているのでしょうか。
(市長)マニフェストの記載によるものと考えております。マニフェストの中には約束のレベル感がありますので、それに沿って、その約束についてどこまでできているかで、記載をしているものでございます。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
(記者)96項目を実施・推進中ということですが、下鶴市長が2期目の1年目がちょうど終わったということで、この1年目の中で特に自分が評価するマニフェストの部分を教えてください。
(市長)まずは若い世代、子育て世代に選ばれるまちの実現に向けて、引き続き保育所等の待機児童ゼロの実現を継続できたことであります。そして、こどもまんなか社会の実現に向け、子供や若者が意見を表明する場の創出、また女性活躍応援リーダーズの活用やワーク・ライフ・バランスの促進に取り組んでこれたと考えております。また、選ばれる持続可能なまちを目指していくことも非常に重要なことでありまして、市街地における建て替えなどを促進するかごしまRXをスタートをすることができたことも、大きな一歩であろうと考えております。
(記者)「一部実施・推進中」と、「検討、協議中」が計15項目ぐらいありますが、もっとこういうところを改善していきたかったとか、2年目はこういったところにもっと力を入れていきたいとか、ご自身のマニフェストを振り返ってみていかがでしょうか。
(市長)それぞれの項目を内部で検討しているわけですが、今後さらに人口減少が加速する時代を見据えて、市役所や、地域の中小企業も含めた企業の皆さんにも、ICTを活用した生産性向上の取り組みをしっかりと加速していく必要があると考えております。この取り組みをさらに加速させていける1年にできればと考えております。
(記者)ありがとうございます。
(記者)薩長乾杯めぐりですが、山口市サイドでも何かお考えや、決まった予定があるのでしょうか。山口市は、特に〇周年というのがないので、ちょっとやりにくいというか、この時期にあえてしなくてもというのがあるかもしれませんが、お聞き及びされていることがあれば、教えていただきたいと思います。
(補助職員)山口市に確認しましたところ、現在、今後に向けては検討中ということで、今の時点で明確な何かというのはないところでございます。
(記者)秋に行われた避難訓練は私も現地に行って取材をしたのですが、大正級の噴火がもし再来するとなると、市街地側に逃げてもらうことになると思います。今回吉野でやる訓練は、市街地でも降灰などがひどい場合に、もっと山側や遠いところに避難してもらうことを想定した訓練だと思うのですが、噴火の規模や風向によっては、市外にも避難の受入れをお願いしたいとか、自発的に市外に出たいという方も出てくると思います。その辺りの備えや、あるいは今後、費用や時間軸もあり、一歩一歩対策を拡充していくということになると思うのですが、市長のお考えをお聞かせいただければと思います。
(市長)ご指摘のとおり、桜島の大正噴火級の大規模噴火を想定した避難については、まずは桜島にお住まいの方が島外に避難をしていただくことと、さらにはそのときの風向きによって大量の降灰や軽石が市街地側に降り積もることも想定し、訓練を積み重ねてきております。鹿児島市では本年4月に、市町村では初となる桜島火山防災研究所を設置しました。大量降灰時のシミュレーションをしながら、どう避難をして、避難してから灰を除去して帰ってくるために、復旧までどうやっていくのか、といった研究を計画的に進めているところです。今後、桜島火山防災研究所におきまして、降灰状況のシミュレーションや、避難のシミュレーション、さらには広域避難における連携などの研究を重ねていきたいと考えております。
(記者)ありがとうございました。
(記者)サービスの低下につながるのではないかと心配される市民もいるかと思うのですが、改めて開庁時間を短縮した理由を、ご説明いただけますでしょうか。
(市長)開庁時間短縮の理由を2つ挙げますと、1つは働き方改革、特に窓口業務において時間外労働が常態化していることを改善したいという思いです。もう1つは、近年、マイナンバーカードの普及も相まって、行かなくてもいい市役所の取組が一定進展してきております。オンライン申請であったり、住民票などのコンビニ交付であったりの件数が大分伸びているので、市役所の窓口に来なくてもできる手続が拡充されてきたことを踏まえての取り組みになります。時代が変わっていくと新しいことをやっていかなければならないですが、単に既存業務に新しい業務をのせていては業務が複走するだけになります。どう効率化するか、また事業をやめることを選ぶといったことを考える時間をつくっていかなければなりません。我々は基礎自治体ですので、市民の皆様の心に寄り添った対応や、業務改善を考える時間をつくっていくためには、目の前の書類仕事に100%従事していては改善することができません。市民のために寄り添ったサービスや、よりよいサービスをどうつくっていくのかを考える時間を生み出したい、という狙いで、開庁時間の短縮を行うものです。
(記者)ありがとうございました。
(記者)時間外労働が常態化していたということですが、開庁時間の短縮で、例えばどれぐらい時間外労働が削減されるのか、試算がありますでしょうか。
(市長)現在、試算は行っていないところですが実際に実施した上で、効果について検証したいと考えております。
(記者)試算は、今後出されるご予定がありますか。
(市長)実際に走り出してみないと分からないところもありますので、まずは行って、その上で効果について計測・検証を行いたいと考えております。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
(記者)楽しそうなイベントがいろいろあるようですが、2年後の本番に向けた雰囲気づくり、ムードを盛り上げる狙いがあると思います。大きな節目ですので、市内にいろいろあります史跡等も、この機会に整備したほうがいいのではないかと思います。先日、吉野町花倉の西郷隆盛蘇生の家が一部壊れたということで、取材したのですが、見ると随分かわいそうな状態でして、どうにかしようというお考えはありませんか。
(市長)先般、崩落した部分について応急対応を完了したところでございます。たしか昭和40年代半ばに造られたものと仄聞しておりますが、今後、老朽化も課題となっておりますので、全般的に対応を検討していきたいと考えております。
(記者)今回修復された部分は表の国道から見える部分でして、実は裏側がもっと崩れています。抜本的な対策が必要ではないかという気がするのですが、費用も大分かかるでしょうから、そろそろ準備しないと間に合わない気もします。市長は、蘇生の家の現状はご覧になっていますか。
(市長)全般的な改修にどれぐらいかかるのかという見合いと、先般、議会でもご質問いただきましたが、他の文化財の維持補修との兼ね合いを、総合的に判断してまいりたいと考えております。
(記者)西郷さんの生涯を振り返ると、とても重要な場所だと思いますし、西郷ファンの方々もそう思っていらっしゃる方が多いようで、いろいろ聞きますが、周辺には駐車場がないんです。入ってからも狭くて、車も到底入れないような場所ですが、周辺を含めた開発や整備のお考えはありませんか。
(市長)西郷隆盛生誕200年・没後150年に当たっては、西郷さんの思想、哲学を学ぶことも重要であろうと考えております。そういったことを照らして考えたときに、いろいろな史跡があるわけですが、例えば、もともとある史跡と再建の史跡があるわけです。私は城を見ることが大好きですが、現存天守と再建の天守がある中で、どこにどれだけお金を投じることが検証に役立つのかというのは、総合的な判断が必要だろうと考えております。
(記者)再度続けてですが、現状の蘇生の家をご覧になるお考えはありますか。
(市長)市有施設につきましては、市内全域の各方面に行く予定などに合わせて、視察を組んでおりますので、その一環で考えてまいりたいと思っております。
(記者)分かりました。
(記者)窓口に来なくても済む対応が増えてきたというご発言がありましたが、どれぐらい増えているのか、データで示すことは可能でしょうか。
(市長)後ほど、どれぐらいオンライン申請の件数に対応しているのかを、担当課から提供させていただきたいと思います。
(記者)ありがとうございます。
(記者)政府が食料品支援の枠を作って、おこめ券の例を出されていますが、鹿児島市の対応はいかがでしょうか。
(市長)交付金を活用した物価高騰対策につきまして、予算化に向けて検討を行っているところであります。
(記者)どういったものをご検討されていますか。
(市長)いろいろな論点がありますが、私としては、事務費の課題も最近指摘されておりますので、交付金を活用して、なるべく市民の皆様のお手元に実感としてお届けできるメニューの選定に臨んでまいりたいと考えております。
(記者)おこめ券という形で対応する可能性もあるのでしょうか。
(市長)全国でおこめ券が論点となっておりますが、おこめ券に関しては、事務費が課題としてあると考えております。
(記者)あまり考えられていないということですか。
(市長)予算化に向けて検討を行っているところですが、私としては、考える過程において、事務費の比率を大きな論点として置いているところでございます。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
(記者)先日の市議会で新たなスタジアムの調査費が可決されました。改めて可決されたことについて、市長の受け止めを教えてもらえますでしょうか。
(市長)議会において、慎重かつ熱心なご論議を賜り、可決をいただいたことを大変ありがたく思っております。今後、可決いただいた予算を速やかに執行いたしまして、この2か所の比較検討ができる材料をそろえてまいりたいと考えております。
(記者)市議会でも随分議論が交わされましたが、現在挙がっている2か所の調査、比較検討を行うわけです。市長の中では、この2か所が最有力候補地で、この2ヶ所の中で1つ形をつくっていきたいというお考えで間違いなかったでしょうか。
(市長)まずは立地可能性も含めた調査を行うわけですが、その調査結果を踏まえて、時間軸に重きを置きながら、しっかりと取り組んでまいりたいと考えております。
(記者)先日の市議会で、可能な限り多機能複合型で稼げるスタジアムを目指したいという発言があったと思います。現在挙がっている2か所の限られたスペースの中で、多機能複合型で稼げるスタジアムが造れるのかどうなのか、非常に不透明になってきていると思いますが、市長いかがでしょうか。
(市長)どちらを候補地として優位に挙げていくのかを比較検討し、候補地の選定に注力していきたいと考えております。
(記者)マニフェストの進捗状況の説明の中で、約束のレベル感という表現が市長の口から出ました。私の受け止めとしては、スタジアム構想は下鶴市長のかなり肝煎りの政策だと思っていまして、第1期目の出馬のときに、スタジアム構想の約束のレベル感は、かなり強いものだった印象を受けているのですが、いかがでしょうか。
(市長)スタジアムにつきましては、森前市長の時代からオール鹿児島の枠組みで検討が進められてきたものであります。私も、若い世代、子育て世代をはじめ、全ての世代に選ばれるまちに必要な施設として、スタジアム整備に向けて検討を重ねてきているところでございます。
(記者)1期目のマニフェストの公約では、「観光資源となる「稼げる」スタジアム整備、世界に「KAGOSHIMA」の名前をPRし、複合的な施設として「稼げる」スタジアム整備へ取組を進めます」と掲げていました。2期目には、「まちに新たな賑わいと活気を生み出すスタジアムの整備に向けた取組を進めます」ということで掲げています。現在は、「可能な限り多機能複合型を目指したい」という発言に変化しているわけです。印象としては、ちょっとトーンダウンしてきているようなイメージを受けるのですが、いかがでしょうか。
(市長)稼げることと、まちににぎわいを生み出すことは、同義と捉えていただいて構わないです。スタジアムの意義としましては、1つは、見にこられた方々が中心市街地のまちに繰り出して、消費行動を起こすということ。そして、Jリーグの試合はホーム・アンド・アウェイで対戦しますので、対戦相手のサポーターの方々が試合をきっかけに鹿児島を知り、鹿児島に観光に来て消費行動を起こしていただくことを想定しているものです。さらには、公共施設は建設費や維持管理費もしっかりと考えていく必要がある中で、なるべく維持管理費を稼ぎ出すことができるという姿を目指して、取り組んでいるというところでございます。
(記者)今回可決された調査内容の中には、概算の整備費用を調べてほしいと書かれていると思います。市長が目指しているスタジアム構想の、スタジアムがどういうものなのかがしっかり示されていないと、ブレがあると、概算の整備費も算出が非常に難しいと思うのですが、いかがですか。
(市長)ブレているということは全くなくて、今お話ししましたように、稼げる、そしてまちににぎわいを生み出すという意味は、スタジアムに来た方々がその前後に中心市街地などまちに繰り出して消費行動を起こしていただくこと。さらには、相手方のファンの方々、サポーターの方々がこれをきっかけに鹿児島に来て、そして泊まってまちに繰り出して消費行動を起こしていただくことが主眼であります。またもう1つ、維持管理費という点におきましては、なるべく維持管理費を稼ぎ出すことができるという観点で、従来どおり取り組んでいるものでありまして、そのコンセプトは変わっていないところでございます。
(記者)市長の中では、1期目の当初目指していた、多機能複合型で稼げる、世界に誇れるスタジアムと、今目指しているスタジアムは、一緒ということですか、変化はないということですか。
(市長)多機能複合型の意味するものは、稼働率もありますし、まちににぎわいをどう生み出すのかということもありますし、さらには、スタジアム経営自体、維持管理費をどう稼ぎ出していくのかといった観点からお示ししているものでありまして、今後、もちろん2候補地の土地の形状や広さなどによって、もしくは周りにどういう施設があるかによって、その中身は変わってこようかと思いますがこういった考えについては変わるところはないところでございます。
(記者)限られたスペースの中で稼ぎ出すようなスタジアム、複合型の施設というのは、例えばどういうものが想定されるのでしょうか。
(市長)いろいろなパターンがあると思いますが、昨今、様々な先行事例が国内でも増えてきております。ベーシックなものとしては、スカイボックスであったり、VIPラウンジであったり、ミーティングルームであったりが、まずは基本になってこようかと思います。
(記者)県が新たな総合体育館を造るときに、かなり時間をかけて検討を進めたと思うのですが、それは場所ありきの議論ではなくて、どういったものを造るべきなのかの中身のところから決めていこうという議論を踏んだ経緯があります。今、市長が行おうとしているのは、2か所の中でやれるだけのことができるのはどういうことがあるのかの議論で、中身ではなくて、場所ありきの議論にちょっと変化してきていませんか。
(市長)もともと複合型というコンセプトはそのままあるわけでして、ご指摘は当たらないものと考えております。
(記者)挙がっている今の2候補地でも、市長は当初目指していたイメージのスタジアムが造れるというお考えでいいのでしょうか。
(市長)スタジアムに関しては、中心市街地をはじめ、街なかに人の流れと消費行動を起こし、そして、他地域からやってきていただいて消費行動を起こしていただくという意味で、まちが稼げるスタジアムであるというのが1つ。そして、先ほど申し上げましたとおり、公共施設全般の話にもなりますが、維持管理費をどうペイしていくのか、捻出していくのかも、今後大きな課題となっておりますので、維持管理費を稼ぎ出すことができるというコンセプトで、もともと掲げているものでございます。
(記者)先ほど、マニフェストの進捗状況の中でも、実施・推進中に二重丸で新たなスタジアム整備も入っていたと思います。調査後の県立鴨池庭球場の移設費用について、現時点では県と鹿児島市でちょっと考えが分かれている、相違があるなと思っているのですが、県としては、県立鴨池庭球場の移設費用は鹿児島市に持ってほしいとおっしゃっています。鹿児島市長としてはいかがでしょうか。
(市長)議会でお答えしたとおりの考えを、県、市それぞれが思っているということだと思います。
(記者)市長としての考えを改めて聞かせてもらえますか。
(市長)議会でお示ししましたとおり、県と協議をしてまいりたいと考えております。
(記者)現時点では、どちらが移設費用を持つという協議は全くされていないということでいいですか。
(市長)スタジアムの整備費用全般に係る話でありますが、スタジアムの整備費用に関しましては、県のほうから、整備費用を最終的に県、市、民間でどう負担していくのかという枠組みについては、まずは候補地が決定し、市で整備費の概算を行ってからの議論になるものという考え方が示されておりますので、そうなるものと考えております。
(記者)今挙がっている県立鴨池庭球場一帯と鹿児島サンロイヤル跡地の2か所は、当初、下鶴市長が考えていた候補地から、これまで幾つか変遷していると思います。北ふ頭やドルフィンポート跡地など、いろいろありましたが、それらと比較して今の2ヶ所は、やれることに制限が生まれてしまうという考えは特にないでしょうか。
(市長)場所によってそれぞれ制約事項はありまして、例えばドルフィンポートの場合は、県のスポーツ・コンベンションセンターにおいても、景観に関して、丁寧な対応をされているわけでして、そういった一定の制約はあったものと考えております。土地によって、それぞれの事情があるものと考えております。
(記者)今挙がっている与次郎周辺だと、市長の中で考える、この場所だからこそできるような稼げる仕組みや、多機能複合型はどんなものがありますか。
(市長)昨今、様々な資材価格が上がっておりますので、費用面と時間軸の考慮が必要と考えております。与次郎地区におきましては、社会資本整備総合交付金などの国の補助金の対象となり得ることが、1つ大きな利点として挙げられるものと考えております。さらには、既に多くのスポーツ施設が集積、立地をしておりますので、例えば大規模な大会を開催するときのサブ会場、どちらがサブ会場になるか分かりませんけれども、白波スタジアムとの相乗効果であったりも期待できるのではないかと考えております。
(記者)国の補助金などを受けるスタジアム整備になると、例えば何か商業的な施設を付随させることが難しくなることはないですか。
(市長)補助金にも国の補助金もあればサッカーくじの補助金もありますので、どのメニューを選ぶのか、またその結果、全体で幾らになって、維持費がどうなるのかといったところを総合的に勘案しながら、最終的に判断がされていくものと考えております。
(記者)分かりました。ありがとうございました。
(記者)先ほど候補地か機能かという話も出ました。市から県には、まず最優先に候補地選定に取り組み、その後、機能やにぎわい、稼げるスタジアムの中身などを整理したいとご説明されているということですが、そのあたりの経緯を教えてもらえますか。
(市長)どういう経緯になりますか、もう少しちょっと具体的に。
(記者)ご説明をそういうふうにされているのかどうかというところと、まず場所を選ばないといけないということを説明された理由はありますでしょうか。
(市長)これは二者択一という話ではなくて、総合的に話を進めているものであります。例えば時系列で申し上げますと、令和6年2月に、北ふ頭での検討を、県からの時間軸を考慮してという申入れを受けまして、断念をしたわけであります。それ以来、県市で協力して、候補地の選定やリストアップを行ってきたわけです。その前提としまして、鹿児島市としてのスタジアム検討は、中心市街地などまちなかに人の流れ、そして消費行動、さらには域外からの人の流れ、消費行動を起こしていくといった、Jリーグも進めているまちなかスタジアムというコンセプトに沿って検討を進めてきたものであります。鹿児島市としてはそういったコンセプトの下、検討を進めていく、候補地のリストアップを進めていくということをお伝えしているところであります。さらには、もちろん維持費の捻出も大事でありますので、可能な限りの複合化も、もともとコンセプトとして持っています。そういった前提で県と一緒になって、候補地選定を進めてきたところでございます。
(記者)県の新総合体育館を造るときに、当時、市長は県議だった時代に議論されていることもあったと思うのですが、市長は当時、機能を先に決めて、その後で場所が出てくるのではないかというご趣旨の発言をされていたような記憶があります。サッカースタジアム整備については、何か考えが違うものなのでしょうか。
(市長)先ほど来お答えしているとおり、スタジアムのコンセプト自体は変わっていないです。今お尋ねがありました県議会議員時代の議論としては、機能の議論として、エンタメをやる、見せる施設なのか、部活などのスポーツ大会をやる、するスポーツの施設なのか、これはどっちなのですか、という議論をした覚えがあります。これによって施設の造りは断然変わってきます。具体的には、見る専門の施設であれば、音響、映像、そして観客席の造りが優先されるものでありまして、一方で、コートの取れる面数はセンターに1面というのが、典型的な見るアリーナです。それに対していろいろなスポーツ大会や部活の県大会をやりたい場合には、基本的には4面取って、トーナメントが消化できやすいようにするということもありますので、そうすると施設の姿は全然違ってきます。広さや立地が違ってくる議論とは、異なる議論だろうと考えております。
(記者)稼げるスタジアムについてですが、先ほど維持管理費を稼げるスタジアムである、もしくは他都市から来られて、まちが稼げるスタジアムにしたいんだというお話でした。もともと稼げるスタジアムのイメージというと、どうしても日常的な集客装置としての機能があって、にぎわっているものが稼げるスタジアムというイメージで捉えられがちです。そうではなくて、あくまで維持管理費を稼げる、そして周辺がにぎわうというよりも、他都市等からお客さんが来られて、まち全体で宿泊費用だったり飲食だったりで、まち全体を盛り上げる一機能を持っているという意味での稼げるスタジアムという理解でよろしかったでしょうか。
(市長)まず、試合を見に来られる方々、地元の方々、そして他地域の方々が中心市街地などまちなかに繰り出して消費行動を起こしていくという、そういった人の流れというのが1つ、そしてもう1つ施設のことを考えたときに、例えば、ネーミングライツも当然やりますし、試合で使用するプロクラブからも利用料金を当然頂くわけですが、それに加えて、附帯部分の賃料などで売上げを上げていく、それによって維持費を稼ぎ出していく、こういった観点か必要であると考えて、これまで取り組んできているところでございます。
(記者)にぎわいとか集客の意味合いが、稼げるスタジアムというところにあるのであれば、やはり場所が大切になってくると思いますし、中心市街地に近いところにあったほうがより効果的だと思います。現状の2か所で機能を考えるということであれば、市長がおっしゃっている稼げる機能というのがちょっとイメージしにくいのですが、もう一度説明してもらっていいですか。
(市長)このお答えに当たっては、森前市長時代に選定をされた3候補地についての概況を振り返っておいたほうが、話がしやすいと思います。当時、民間のバス会社が所有するバス車庫と県の土地のドルフィンポート、そしてこれも県の土地の住吉町15番街区を3つの候補地として検討が進められてきたわけですが、一番北側の民間のバス車庫については、土地所有者の意向により取下げ、ドルフィンポートについては、地権者の県のご意向でスポーツ・コンベンションセンターの整備地となった。さらには住吉町15番街区については広さの問題がありました。海沿いで堤防もあることから、敷地の面積丸々建設用地として使えるとは限らないという事情です。3つの候補地いずれも、スタジアムの整備ができないということになったわけです。そういった中で、まちなかスタジアムをどこで実現できるかを、これまで県市一体となって候補地のリストアップに取り組んできた結果、今回この2候補地の立地可能性も含めて比較検討させていただきたい、そういった予算を議会にお願いし、可決をいただいたところでございます。
(記者)鹿児島市に配分されている額はどのくらいになるのでしょうか。
(市長)おおむね56億円程度だったと記憶しております。
(記者)推奨メニューの中にプレミアム商品券などが入っていると思うのですが、実施されるご予定ということですか。
(市長)たしか先般、県議会のほうで補正予算が議決されておりまして、その中に市町村に対するプレミアム商品券の発行支援という予算が含まれておりますので、それを活用して行うことになろうかと考えております。
(記者)開始の時期は。
(市長)今、それらも含めた物価高騰対策に向け、交付金活用の補正予算の編成を鋭意行っておりまして、なるべく速やかに議会のほうにお示しできるように、取り組んでいきたいと考えております。
(記者)年末年始になりまして、長い休みもあるとは思うのですが、市長は年末年始のご予定等はいかがでしょうか。
(市長)家族とゆっくり過ごしたいと思っておりますし、願うことは、自然災害、そして家畜伝染病等も発生しない安らかな年末年始を迎えられることを、心より願っているところでございます。
(記者)ありがとうございます。
(記者)結局スタジアム構想というのは、当初造りたいと思っていた場所があったが、そこで実現できなかったから今の与次郎の2か所にたどり着いて、そこでやれる限りのことをやれればいいかな、ということで、もともと考えていたスタジアムとは形が大分変わってきているのかなと思っているのですが、どうでしょうか。
(市長)先ほどご説明いたしましたとおり、もともと3か所の候補地が地権者の同意が得られず、もしくは土地の形状の問題があり候補地たり得ないということになったわけです。どんな公共施設の整備でも、どんな政策でも、それぞれの外部環境に合わせてベストを尽くしていくことは、私は当然のことではないかと思っております。その中で、まちなかスタジアムにより、まちが、そして施設が稼ぐことができるスタジアムをどう実現していくのかを、みんなで知恵を絞って取り組んできているわけです。それがお答えであろうかと思います。
(記者)当初はあらゆる考えを持った、あらゆる世代の人たちが楽しめる場所を目指したいと、そして試合がある日だけではなく、特に若い人たちにとって普段からわくわくできる場所をつくっていきたいと弊社の放送で答えています。それはもちろん目指したいが、現実と直面したときに、それぞれの場所でやれる限りのことを可能な限り目指していく、となっているということでいいんですよね。
(市長)広さやどういう機能をつけていくかというのは、前にお答えしています。周りにどういう施設があって、メインとして何が足りないのか、例えば、地域として充足されている機能を足しにいっても、集客は見込めないわけです。どこに立地するかによって、当然土地の広さ、形状もありますし、そして周りにどういうものがあるかによって、機能も変わってくるものであります。さらに重要なことは、今、様々な資材価格も上がってきています。費用面、時間軸もこれにリンクするものですが、こういったところをしっかりと考えながら、一日も早い実現に向けて取り組んでいきたいと考えております。
(記者)先日、東京の赤坂で非常に痛ましいサウナでの事故がありました。自治体によっては、自治体独自の緊急点検を実施することを表明しているところも出てきています。鹿児島市長としての考えをお聞かせいただけますでしょうか。
(市長)室内サウナにつきましては、たしか先般の議会でも条例改正を議決していただいたわけですが、この現状、取組については、担当課から答えてください。
(補助職員)先般の火災について、今のところ国から対応・対策についての通知等は出ていないところでございます。引き続き、国の動向を確認してまいりたいと考えているところでございます。
(記者)鹿児島市独自の緊急点検というのは、現時点では検討していないということでよかったですか。動向を注視していて、今は特に予定はないということでいいですか。
(補助職員)現在のところ、鹿児島市としての緊急点検については考えていないところでございます。
(記者)分かりました。
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