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更新日:2024年9月6日
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子どもの安全対策委員会では、全取組団体に対して、子どもの事故・けがに関する情報を『子どもの安全すくすくメール』と題して配信しています。
消費者庁の調査では育児経験者の約4割が転落事故を経験しています。
子どもの転落・転倒事故の特徴として
・発達段階によって事故が起こりやすい場所や状況が変わる
・頭部から落下しやすい(体の大きさに対し頭が大きく、重心の位置が高い)
・思わぬところに登ろうとしたり、色々な遊び方をする
家庭内では、階段・ベビーベッドからの転落の他、ソファー・低いテーブルによじ登って後ろ向きに転落、窓やベランダからの転落事故も繰り返し起きています。ベビーゲートの設置、ベッドの柵を確実に上げておく、ベランダに足場になる物を置かない、テーブル等に乗らないことを普段から約束するなどの対策を!!
また、親子で訪れた商業施設のキッズスペースで遊んでいる時、ボールプールに飛び込んで手首を骨折・クライミングウォールを登っていて転落・アスレチックトンネルを滑って来た児童と衝突して転倒するなどの事故が報告されています。保護者が対象年齢を確認し、適切な使用が出来ているか、側に付き添って見守ることが大切です。
0歳児の事故では抱っこやおんぶなどからの転落事故も要注意。落としたスマホを拾おうと前かがみになって、抱っこ紐から赤ちゃんが落ちてしまった事例も。おんぶや抱っこをするとき・降ろすとき、ぐずっている赤ちゃんはのけぞって嫌がることも・・・。抱っこやおんぶは低い姿勢で行う、かがむときは手で赤ちゃんを支える、抱っこ紐のバックルなどの留め具はゆるみが無いか確認を。
子どもの特徴・動きを十分把握して、事前対策で事故を防ぎましょう!!
鹿児島市では、子育て支援に関する情報だけでなく、子育て世代の悩みや不安を解消できるように、AI(人工知能)が問い合わせに対して自動で必要な情報をお答えする子育て情報AIチャットボットサービスを運用しています。AIチャットボットが、24時間365日、パソコンやスマートフォンからのお問い合わせに対して、自動で必要な情報をお答えいたします。
(こんなに時にご利用ください)
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(ご利用方法)
子育て情報AIチャットボット(外部サイトへリンク)からご利用いただけます。
こどもは体温調節機能が未発達です。大人と比べると暑さを感じてから汗をかくまでの間、また、体温を下げるのにも時間がかかり、体に熱がこもりやすくなります。
こどもが抱える熱中症のリスク、こどもの特徴や行動を把握して、予防・対策をとりましょう。
(1)こどもは周囲の環境の影響を受けやすく、熱しやすく冷めやすい
こどもは、大人よりも身長が低い為、地面からの照り返しの影響を強く受けます。通気性の良い服を選ぶなど服装に注意し、帽子も忘れずに被らせましょう。暑い環境で長い時間過ごす場合には、涼しい場所での休憩と、十分な水分・適度な塩分の補給を行いましょう。
(2)こども自身では予防できない
こどもは屋外で遊びに夢中になってしまい、身体に異変が起きていても気づかないことがあります。周囲の大人が顔色や汗の量などに気を配り、顔が赤い、ひどく汗をかいているなど、こどもに異変がある場合には、水分や塩分を補給し、涼しい環境で十分に休息させましょう。
(参考)こども家庭庁HPみんなで見守り「こどもの熱中症」を防ぎましょう!
鹿児島県内全域に手足口病流行発生警報が発令されていますのでご注意ください。
みなさん、手足口病を知っていますか?
手足口病は、口の中や、手足などに水疱性の発疹が出る、「エンテロウイルス」というウイルス感染によって起こる感染症です。子どもを中心に、主に夏に流行し、7月がピークになります。感染症発生動向調査によると例年報告数の90%前後を5歳以下の乳幼児が占めています。
【どんな症状?】
・口内の粘膜や手のひら、足の裏、足の甲などに水疱性の発疹、発熱、爪がはがれることも
・口内にできた水疱が潰れてできる口内炎の痛みから飲食を受け付けず「脱水」になることも
手足口病には特効薬はなく、特別な治療方法はありません。また、基本的には軽い症状の病気
であるため、経過観察を含め、症状に応じた治療になります。しかし、まれに髄膜炎や脳炎など
中枢神経系の合併症等が起こる場合があることから経過観察をしっかりと行う必要があります。
一般的な感染対策は、接触感染を予防するために手洗いをしっかりとすることと、排泄物を適切に処理することです。手洗いは、水洗いのみではなく、流水と石鹸で十分に行いましょう。また、マスクでしっかり感染対策をすることも一つの手ですが、息苦しさからマスクの着用を嫌がる子も多いため、まずは手洗いをしっかりして感染を防ぐための対策をしましょう。感染しないことが一番ですが、万が一罹患してしまった際には、乳幼児は自らの健康状態を適切に伝えることが厳しいため、経過観察はしっかりと行いましょう。感染対策をしっかり行い、楽しい夏を迎えましょう。
(参考)厚生労働省HP
世界保健機関(WHO)は喫煙しないことが一般的な社会習慣となることを目指し、平成元年から毎年5月31日を「世界禁煙デー」と定めており、日本では厚生労働省が5月31日から6月6日を「禁煙週間」と定めています。
妊娠中の喫煙は母体への影響だけでなく、胎児の発育にも影響を及ぼし、低出生体重児となるリスクや早産、流産、周産期死亡のリスクが高くなります。
非喫煙妊婦であっても周囲の喫煙者からの受動喫煙によって、低出生体重児の出産の発生率が高まること、また、乳児においては乳幼児突然死症候群と関連があると報告されています。
さらに、こどもの誤飲事故でたばこの報告は上位で、特に1歳前後のこどもで多く発生しています。
誤飲を防ぐために次のことに注意しましょう。
・こどもの目の前でたばこを吸わない
・こどもの手の届くところにたばこを放置しない
・ニコチンが溶け出した液体は体に吸収されやすくなるため、飲料の缶などを灰皿代わりにしない
たばこを誤飲してしまった場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
生活に欠かせないツールとなったスマホ等の電子機器。子どもにとっても身近にあり、興味津々ですが・・・。充電中や充電後、ACアダプターやケーブルを子どもが触れる状態で置きっぱなしにしていませんか?子どもがスマホの充電器を触ったことによる事故が起きています。
・充電器のケーブルの端子をコンセントに差し込み感電。「電撃傷」を負った。
・コンセントに差したままのケーブルの端子が寝ていた子どもの肌に接触したままになっていて、胸部にやけどを負った。
・充電中ACアダプターが溶け、周辺を焼損する火災発生。ケーブル端子部近くに歯形が残っていたことから、USB接続部に唾液等が侵入し、異常発熱したと考えられた。
他にも金属製の物をコンセントやプラグの隙間に差し込んで、火花でやけどを負った事故も報告されています。
「電撃傷」は致命傷になることもあります。事故を防ぐために以下の点に注意しましょう。
・電子機器の充電は、ケーブルを含めて子供の手の届かない場所で行いましょう。充電後は、差しっぱなし・置きっぱなしにせず片付けましょう。
・充電器のケーブルや端子に無理な力を加えたり、液体や異物を付着させたりしないよう丁寧に取り扱いましょう。
・コンセントには子どもが容易に取り外せないタイプのコンセントカバーを設置しましょう。
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