更新日:2024年10月2日
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本市では、現在、市内の指定された医療機関(「定点医療機関」といいます。)から毎週、流行性角結膜炎の発生件数を報告していただいており、週ごとにその統計をとっています。
令和6年第39週(9月23~9月29日)における1定点当たり患者報告数は、0.50人(警報開始基準値:8)でした。
直近4週の患者報告数の推移は下記のとおりです。
|
36週 | 37週 | 38週 | 39週 |
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2024 | 0.00 | 0.25 | 0.25 | 0.50 |
2023 |
0.00 | 0.50 | 0.50 | 0.75 |
2022 |
0.00 | 0.75 | 0.00 | 0.00 |
患者報告数の推移は、「鹿児島市感染情報」をご覧ください。
1~2週間の潜伏期の後、結膜の充血、まぶたの浮腫、めやに、涙、眼痛などを呈します。片眼性であることが多いのですが両眼性の場合もあります。また、耳の前のリンパ節の腫れ、圧痛を伴うこともあります。
原因は主にアデノウイルス8、19、37型です。
ウイルスが付着した手で眼に触れること、ウイルスで汚染されたタオルや洗面器などに触れること、消毒が適切にされていないプールの水などで感染します。人が濃密に接触する機会の多い職場や家庭、眼疾患をもつ患者さんの集まる病院で流行的発症がみられます。
予防接種はありません。
アデノウイルスはとても感染力がつよいので、感染を広げないために次の点に注意しましょう。
有効な薬剤はありませんが、対症療法的に、抗炎症剤の点眼と、細菌の混合感染に対する予防と治療のために抗生剤の点眼を行うことがあります。これらの点眼を続けていても約2週間は症状が持続しますが、その後自然に改善していきます。
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