更新日:2024年4月24日
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A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、いずれの年齢でも起こりえますが、学童期の小児に最も多く、小児の代表的な病気の一つで、「溶連菌(ようれんきん)感染症」とも言われます。
本市では、現在、指定された13医療機関(定点医療機関)から毎週、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の患者の発生件数の報告を受けています。
令和6年第16週(4月15日~4月21日)の1定点医療機関当たり患者報告数は、5.38人(警報開始基準値:8)でした。
直近4週の患者報告数の推移は下記のとおりです。
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13週 | 14週 | 15週 | 16週 |
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2024 | 5.42 | 5.75 | 4.69 | 5.38 |
2023 |
0.85 | 0.38 | 0.92 | 1.62 |
2022 |
0.23 | 0.15 | 0.15 | 0.23 |
患者報告数の推移は、「鹿児島市感染情報」をご覧ください。
病原体である細菌が進入する部位や組織によって症状は様々です。
潜伏期間は2~5日ぐらいで、よく見られる疾患として、「急性の咽頭炎(のどの痛み)」や「突然の発熱」があります。また、腹痛や嘔吐が見られることも多々あります。
なお、発病後、1~2日後にかゆみを伴う小さな発しんが全身に広まり、舌の表面がイチゴのようになることがあります(「いちご舌」といいます)。このような状態は、「しょう紅熱」といわれ、数日後に、手の指、手のひら、足の裏の皮膚がむけてきます。
主に、次のとおりです。
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