更新日:2024年10月9日
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ヘルパンギーナは、発熱と口腔粘膜にあらわれる水疱性発疹を特徴とし、夏期に流行する小児の急性ウイルス性咽頭炎で、いわゆる「夏かぜ」の代表的疾患です。
本市では、現在、市内の指定された医療機関(「定点医療機関」といいます。)から毎週、ヘルパンギーナの発生件数を報告していただいており、週ごとにその統計をとっています。
令和6年第40週(9月30日~10月6日)における1定点当たり患者報告数は、2.00人(警報開始基準値:6)です。
直近4週の患者報告数の推移は下記のとおりです。
|
37週 | 38週 | 39週 | 40週 |
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2024 | 1.23 | 1.77 | 1.85 | 2.00 |
2023 |
1.15 | 1.77 | 1.08 | 1.67 |
2022 |
1.15 | 1.00 | 0.92 | 0.92 |
患者報告数の推移は、「鹿児島市感染情報」をご覧ください。
2~4日の潜伏期間後、突然の発熱に続いて咽頭粘膜の発赤が顕著となり、口腔内に小水疱が出現します。
発熱については2~4日程度で解熱し、それにやや遅れて粘膜疹も消失します。
発熱時に熱性けいれんを伴うことや、口腔内の疼痛のため不機嫌、拒食、哺乳障害、それによる脱水症などを呈することがありますが、ほとんどは予後良好です。
主に、次のとおりです。
(1)患者の咳やくしゃみによる飛沫感染
(2)接触感染を含む糞口感染
(1)患者との濃厚な接触を避けること
(2)手洗い、うがいの励行
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