更新日:2022年12月12日
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感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則等の改正に伴い、百日せきについては、平成30年1月1日から、診断した医師が、診断後7日以内に届出を行う全数把握疾患(改正前は指定された定点医療機関から毎週報告を受ける定点把握疾患)に変更になりましたので、医療機関等の方々につきましては、ご協力をお願いいたします。
百日せきは百日咳菌によって発生します。名前のとおり激しい咳をともなう病気で、一歳以下の乳児、とくに生後6ヵ月以下の子どもでは亡くなってしまうこともあります。一年を通じて発生がみられますが、近年、乳幼児期の予防接種の効果が減弱した成人の発病が問題になっています。
潜伏期は通常5~10日(最大3週間程度)であり、かぜ様症状で始まりますが、次第に咳が著しくなり、百日せき特有の咳が出始めます。主に気道の分泌物によって感染し、咳のために乳幼児では呼吸ができなくなるために全身が青紫色になってしまうこと(チアノーゼ)やけいれんを起こすことがあります。また、窒息や肺炎等の合併症が致命的となることがあります。
患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれる細菌によって飛沫感染するほか、感染している人が触れた物などから感染することもあります。
有効な予防法は予防接種であり、予防接種法に基づく定期予防接種が行われています。飛まつ感染予防に、手洗い、うがい、咳エチケットを心がけましょう。
1期初回 (3回) |
対象年齢:生後3か月~7歳6か月 接種間隔
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1期追加 (1回) |
接種間隔
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