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更新日:2019年4月13日
昨年の7月から関東地方を中心に風しんが流行しており、今年の全国の風しん累積患者報告数はすでに1,000人を超えています(平成31年3月24日現在)。鹿児島市内においても本年3月18日に2例目(20歳代、風しんワクチンの接種歴なし)の風しん患者が確認されました。
大型連休を迎えるにあたり、人の往来が活発化することから、風しんの予防に努めましょう。
風しんの予防には予防接種が最も有効な予防方法です。予防接種を受けているかどうかを確認し、受けていない方は予防接種をご検討ください。(参考:29年度予防接種率1期:91.0%2期:91.4%)
また鹿児島市では、妊娠を希望する女性等を対象に風しん抗体検査の無料検査、抗体価が十分でないと判断された方に対する予防接種費用の助成を行っています。
発熱や発疹、リンパ節の腫れなど風しんに特徴的な症状が現れた方は、必ず事前に医療機関へ連絡の上、速やかに受診してください。
受診の際は、マスクを着用して、公共交通機関の利用は控えるなど感染を広げないよう注意してください。
風しんは、風しんウイルスによる感染性疾患で、感染すると2~3週間後に発熱や発疹、リンパ節の腫れなどの症状が現れます。感染経路は飛沫(唾液のしぶき)感染で発疹の出る前後約1週間は人に感染させる可能性があります。罹患者の5千人から6千人に1人程度が脳炎や血小板減少性紫斑病を発症し、また、妊婦が妊娠20週頃までに感染すると、白内障、先天性心疾患、難聴等を特徴とする先天性風しん症候群の子どもが生まれる可能性があります。
風しんに関する情報1期(1歳以上2歳未満)
2期(5歳以上7歳未満で、小学校就学前の1年間)
(出典:風疹急増に関する緊急情報:2019年1月9日現在国立感染症研究所感染症疫学センター)
鹿児島市では、出生児の先天性風しん症候群を予防するため、妊娠を希望する女性等を対象に風しんの抗体検査や予防接種費用の助成を行っています。
風しんの患者がいた場合、すべての医療機関(医師)において、最寄りの保健所に届出を行うこととなります。
風しんは、学校における予防すべき感染症の第2種対象疾病に定められており、発疹が消失するまで出席停止とされています。
ただし、病状によりにより学校医その他の医師において伝染のおそれがないと認めたときは、この限りでありません。
感染症法に基づく医師及び獣医師の届出について(外部サイトへリンク)
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