更新日:2024年8月30日
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インフルエンザ |
かぜ |
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症状 |
「かぜ」の症状 +高熱、関節痛、筋肉痛など |
のどの痛み、鼻水、くしゃみ、頭痛、発熱など |
発症 |
急激 |
比較的ゆっくり |
症状の場所 |
強い倦怠感など全身症状 |
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基本的には、1週間程度で自然に治癒する病気です。
ただし、お年寄りや小さい子ども、呼吸器(肺など)などに慢性的な病気を持つ人、免疫機能が低下している人などがインフルエンザにかかった場合、二次的な感染症(高齢者の場合は、肺炎を併発することが多くなります。)を起こしやすくなり、重症化したり、場合によっては死に至ることもあります。
また、近年、小児(特に幼児年齢)がかかると、まれに急性の脳炎や脳症を起こして死亡したり、後遺症が残ったりするケースもあります。
インフルエンザにかかった人の咳、くしゃみ等とともに放出されたウイルスを、吸い込むことで感染します。
インフルエンザは感染しやすいため、インフルエンザにかかった人が無理に仕事や学校などへ行くと、急速に感染を広めることにもなります。
なお、インフルエンザウイルスは変異しやすいので、昨年インフルエンザにかかった場合でも、今年かかる可能性はあります。
手に付いたウイルスを物理的に除去します。また、アルコール消毒による手指衛生も有効です。
但し、効果が出始めるのには、約2週間必要で、有効期間は5か月程度と考えられています。
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防護力が低下するため、感染しやすくなります。
特に乾燥しやすい室内では加湿器などを使用することも効果的です。
からだの抵抗力や体力を高めることはとても大事です。
特に高齢者や慢性疾患を持っている人、疲労気味、睡眠不足の人は、人混みや繁華街への外出を控えること、外出時にはマスクを着用することも効果があります。
なお、マスクは透過性の低いものが、より予防効果を高めます。ウイルスの拡散、ウイルスの吸入の予防に効果がありますが、「完全」なわけではありません。
インフルエンザにかかった場合は、症状が出てから約1週間はウイルスを排出すると言われており、ウイルスを排出している間は、患者は感染力があるといえます。
なお、排泄されるウイルスの量は解熱とともに減少していきますが、期間の長さには個人差があります。
インフルエンザは感染しやすいため、インフルエンザにかかった人が無理に職場や学校等へ行くと、急速に感染を広めることにもなります。
インフルエンザは「学校において予防すべき伝染病」第2種に指定されており、「発熱した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては3日)を経過するまで」出席停止となりますが、詳しくは学校等へお尋ねください。
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