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更新日:2025年9月1日

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浸水した家屋の感染症対策

家屋が浸水した場合は、細菌やカビが繁殖しやすくなり、感染症にかかるおそれがあるため、清掃が必要です。怪我等にご注意いただき、作業を行ってください。床下や庭などの屋外の消毒は原則不要で、清掃ししっかり乾燥されることが大切です。
なお、ご自身で消毒作業を行うことができない場合には、感染症対策課までご相談ください。

また、9月1日(月曜)13時から、鹿児島市社会福祉協議会谷山出張所(谷山支所4階)において送風機の貸出ができます。詳しくは下記「送風機の貸出について」をご覧ください。

清掃時の注意事項

ドアと窓をあけて、しっかり換気

数日して自宅に戻るときは、屋内にカビが発生していることがあります。

汚泥は取り除き、しっかり乾燥

消毒薬を使用する場合は、汚れを取り除いたうえで使用しましょう。きちんと乾燥させれば、基本的に細菌やカビの繁殖はおさえられます。

清掃中のケガ予防に手袋を着用

ほこりを吸わないようにマスクを着用

清掃が終わったらしっかり手洗い

浸水した家屋を清掃される方へ

感染予防のためには、清掃乾燥が最も重要です。

消石灰の取り扱いに注意

(注)肌や目を傷めるため、使用には十分な注意が必要です。

消石灰は、アルカリ性であり、肌や目に触れると炎症を起こします。特に、まいた消石灰が飛散して目に入ると大変危険です。目に入った場合、失明する恐れがあるため、すぐに大量の水で洗い流し、医療機関を受診しましょう。

清掃作業時に注意してください

1.傷口からの感染

予防策
  • 丈夫な手袋や底の厚い靴などを着用
  • 長袖など肌の見えない服装を着用
ケガをした場合

傷口を流水で洗浄し、消毒しましょう。特に深い傷や汚れた傷は破傷風になる場合があるため、医師に相談をしましょう。

(注)破傷風は傷口に破傷風菌が入り込んでおこる感染症で、医療機関で適切な治療を行わないと死亡することもある病気です。

2.土ほこりへの対応

土ほこりが目に入って結膜炎になったり、口から入ってのどや肺に炎症を起こすこともありますので、目や口を保護することが重要です。

予防策
  • ゴーグル・マスクを着用
  • 作業後には手洗い
目に異物が入った場合

目を洗浄しても、充血が起きている場合などは医師に相談をしましょう。

消毒時に注意すること

  • 消毒は、必ず泥や汚れを取り除いた後で使用します。清掃が不十分だと、効果を発揮できません。
  • 洗浄や拭き取りにより十分に汚れを除去して、乾かした後、消毒します。
  • 消毒は、希釈した次亜塩素酸ナトリウム(家庭用塩素系漂白剤)や塩化ベンザルコニウムを使用します。
  • 消毒薬の容器等に記載されている使用上の注意をよく読んで使用します。
  • ゴム長靴とゴム手袋を着用します。消毒薬が肌についたらすぐに大量の流水で十分に洗い流しましょう。
  • 基本的に、土壌への消毒は不要です。

 送風機の貸出について

9月1日(月曜)13時から、鹿児島市社会福祉協議会谷山出張所(谷山支所4階)において送風機の貸出ができます。ご希望の方は、次の電話番号にお問い合わせください。数に限りがありますので、先着順となります。

電話番号:099-267-6130(鹿児島市社会福祉協議会谷山出張所)
受付時間:平日8時30分~17時15分※9月1日は13時00分から

参考

浸水した家屋の感染症対策(PDF:1,029KB)

〈暫定版〉一般家屋における洪水・浸水など水害時の衛生対策と消毒方法(PDF:138KB)

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お問い合わせ

健康福祉局保健部感染症対策課

〒892-8677 鹿児島市山下町11-1

電話番号:099-803-7023

ファクス:099-803-7026

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