麻しん患者(疑い含む)への対応【医療機関向け】
麻しん患者(疑い含む)への対応について、医療機関向けの対応フローを作成しましたので、
ガイドライン等と併せてご確認ください。
麻しん疑いの患者が来院されたら(PDF:452KB)
外来に発熱患者が受診したら(麻しん感染者増加時期)(PDF:334KB)
医療機関麻しん対応ガイドライン第7版(PDF:1,182KB)
(注)以下は、ガイドライン等に基づき、各対応事項を抜粋したものです。
来院前
- 麻疹の発症が疑われる患者から受診希望の連絡を受けた場合は、来院時に当該患者が待機できるスペースを準備し、可能であれば来院時に別の入り口に誘導するあるいは他の患者がいない時間帯を指定して受診してもらうなど、他の患者との接触がないように配慮する。
診察・問診
- 典型麻しん
- 修飾麻しん
- 上記のいずれでもないが、麻しん患者との接触が明らか
届出基準や発生届は厚生労働省のホームページ(外部サイトへリンク)をご確認ください。
届出と検体採取
- 発生届をオンラインまたはFAX(099-803-7026)で提出
- 保健所へ連絡(099-803-7023)
- 検体採取
- 血液(EDTA入り採血容器(紫キャップ)、末梢血液2cc)、尿(滅菌容器、10cc)、咽頭ぬぐい液(ウイルス輸送液入り滅菌スピッツ(ない場合は、滅菌容器または滅菌スピッツ))
採取後の対応
患者への説明
以下について、ご説明いただけると幸いです。
(疫学調査:臨床経過、旅行歴等行動履歴、接触者状況などの調査)
- 検査結果については、当日または翌日以降に保健所から電話連絡があること
- 検査結果が判明するまでは公共交通機関の利用や不用不急の外出は控えていただきたい
患者が陽性であった際の接触者の調査協力
- 保健所へ接触者リストの提出と及び接触者の健康観察をお願いします。
(接触者の詳しい定義はガイドラインP13をご参考ください)
接触者リスト(エクセル:22KB)
【提出先】接触者リスト提出フォーム(外部サイトへリンク)
【例】接触者について
直接対面接触者
- 手で触れること、会話することが可能な距離(2m以内)で、麻疹患者と対面で会話や挨拶等の接触のあった者であり、事務職員を含む医療機関職員、待合室等で同室となった患者などである。これらの場合、接触時間は問わない。
同一空間の共有者
- 空調が共通の空間に麻疹患者と同時に滞在していた者。患者がその空間から離れた後
少なくとも1時間(最大2時間)以内にその空間に滞在した者は、患者と同一空間を共有
したと考える。
【例】接触者への健康観察について(麻しん患者と同空間内にいた患者さまへのご連絡)
- ~月~日に当院をご利用いただいた際、同日に麻しん(はしか)患者の利用が確認されました。つきましては、~月~日から21日間は体調の変化に十分ご注意ください。期間中に発熱や発疹などの症状がみられた場合は、「麻しんの接触者である」ことを医療機関へ事前に伝えた上で医療機関の受診をお願いします。
感受性のある接触者への緊急ワクチン接種等について
麻しん患者と接触後の緊急ワクチン接種
- 感受性者が麻しん患者と接触した場合、接触後3日以内(接触後72時間以内)であれば緊急ワクチン接種により、発病を予防できる可能性がある。本人に必要性を理解していただいたうえでワクチン接種を推奨する。
麻しん患者と接触後の免疫グロブリン製剤の投与
- 感受性者が麻しん患者と接触した場合、接触から3日を既に過ぎてしまい、接触後4日以上6日以内であれば免疫グロブリン製剤の注射により発病を予防できる可能性がある。